Yachy

ブラウン運動で目的地に到着! 東京と大阪の往復から始めた、読書、資格、科学、宇宙、知財…

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ブラウン運動で目的地に到着! 東京と大阪の往復から始めた、読書、資格、科学、宇宙、知財、心理学の記録 | 博士(農学) | France(留学) | Poland(ポスドク) | 化学メーカー勤務┃①MOT、②知財管理士1級(ブランド)┃収集心、学習欲、公平性、内省、規律性

最近の記事

10年の読書体験の振り返り

2014年から書き始めたこの読書記録が10年経ったので、この間を振り返ってみた。 この10年で695冊読み終えていた。仕事やプライベートで慌ただしい時期は年間で40冊弱だったものの、平均すると1年で70冊ほど読んでいたことになる。ドストエフスキーなどの長編も1冊でカウントしているので、実際はもう少し多いだろう。 10年前は『小説』をよく読んでた。近年は小説を殆読めてないのがもったいない。 読みたい小説は山程あるけど、まったく山から取り出せない(柴田元幸氏の翻訳本や川上弘

    • 2023年 読書体験

      2023年は65冊を読み終え、読書中が2冊、中止が2冊という1年になった。 読んだジャンルとしては、1位がビジネス関連、2位が興味(教養や社会学などが入る分類)、3位が心理だった。ビジネスが例年どおり上位なのは、今年も知財やURA関連を多く読んでいたことが理由だろう。 野崎篤志氏の『特許情報分析とパテントマップ作成入門 第3版』や角渕 由英氏の『改訂版 侵害予防調査と無効資料調査のノウハウ』、友利 昴氏の『職場の著作権対応100の法則』、鮫島先生の『第2版 技術法務のススメ

      • セルフケアと読書

        1.はじめにコロナ禍が落ち着き、日常生活が戻ってきた2023年7月末、有給休暇を使って連続6日の休みをとることにした。 そして、この文章を書いている、今日が休み4日目だ。休まないともうダメだと思って休んだ休み。 眼の前の仕事からしばらく離れ、心身を休めつつ、今年後半とかもう少し先を思い描いたり、美味しいものをたべたり、大事な人と時間をすごしたりするためのリセット期間を設けている。 必要とされなくなるのが怖いとか、色々仕事やメールが溜まっているんだろうなとか、そういう負の

        • マインドフルネスと読書

          1.はじめにコロナ禍が世界中に広がる2019年末から約半年ほど前の初夏、マインドフルネスのオンラインイベントに参加した。オンラインの手軽さに惹かれて、気軽な気持ちで参加した。 まだ使い慣れていないZOOMのイベントだったが、振り返ってみると、その距離感がちょうど良かったのかと思う。 毎週決められた曜日の時間に30分間、マインドフルネスを教えてもらい、実践した。説明はほどほどに、体験中心のイベントだったのがとても良かった。 今回は、マインドフルネスが習慣化したあとに参考にした

        10年の読書体験の振り返り

          2022年 読書体験

          2022年は63冊を読み終え、読書中なのが1冊、中断した本は1冊という読書歴になった。 今年の一番の読書活動は、大学時代の友人たちと立ち上がったオンライン読書会だ。住む場所も仕事も、興味も、全くバラバラになった4人(そもそも一緒になったことはない)がZOOMを介して2か月に一度、課題本について語り合う。なんて素敵で、魅惑的で、病みつきな会なんだろうと思う。回を重ねるごとに、幸せを噛みしめられる会になっている。会がだんだん楽しくなってきた頃に手に取った本、向井 和美氏の「読書

          2022年 読書体験

          2021年 読書体験

          2021年は78冊を読了し、3冊が読書中、1冊を中止したという読書体験の仕上がりだった。 ■感想 今年の選書は、社会学と心理学が大きな軸になっていた。 ■社会学 Eテレの「100分de名著」でブルデューの「ディスタンクシオン」を知ったが、番組の内容以上に、指南役の社会学者 岸政彦氏の語る言葉に強くひかれた。「断片的なものの社会学」は買ったその日のうちに読み切り、今は1400ページを超える「東京の生活史」を毎夜ちびちび読んでいる。なにも評価せずに、生きてきた道を思い出すまま

          2021年 読書体験

          2020年 読書体験

          1.はじめに (去年からの流れ) 今年は82冊を読み終え、読書中なのが3冊、中止したのが1冊という読書体験であった。中止したのは、去年から続いていたマイブームのカフカの流れで手を付けた「城 」。が、途中で、池内紀訳(白水社)で読もうか前田敬作訳(新潮文庫)で読もうかを悩み始めたら、パタンと読み進められなくなった。冬に読むにはもってこいのカフカなので、もっと寒くなったら読み始めるだろう。きっと、深い雪の中に迷い込ませてくれる。 2.読んだ本のジャンル ジャンル・トップ3は、ビ

          2020年 読書体験

          読書感想文「プラハの春」

          変革運動「プラハの春」を舞台にした恋愛小説だった。併せて、その当時の雰囲気を理解できる。暗い気持ちにさせるが、その当時を知るには良い本だと思った。ミラン・クンデラの「存在の耐えられない軽さ」を読み返したり、チャペックを読んでみたくなった。

          読書感想文「プラハの春」

          早朝の桜。

          早朝の桜。