マインドフルネスと読書
1.はじめに
コロナ禍が世界中に広がる2019年末から約半年ほど前の初夏、マインドフルネスのオンラインイベントに参加した。オンラインの手軽さに惹かれて、気軽な気持ちで参加した。
まだ使い慣れていないZOOMのイベントだったが、振り返ってみると、その距離感がちょうど良かったのかと思う。
毎週決められた曜日の時間に30分間、マインドフルネスを教えてもらい、実践した。説明はほどほどに、体験中心のイベントだったのがとても良かった。
今回は、マインドフルネスが習慣化したあとに参考にした書籍を紹介したい。
2.マインドフルネス関連書籍
~1日10分で自分を浄化する方法~マインドフルネス瞑想入門
まずはマインドフルネスをやってみようと思ったときに、参考にするのにちょうどいい。著者の吉田昌生氏の説明は私にスッと入ってきて、心地よかった。
マインドフルネスストレス低減法
宗教色を排した禅を出発点に、マインドフルネスを確立した第一人者による著作。
幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない: マインドフルネスから生まれた心理療法ACT入門
ラスハリス氏の著者として、最初にススメたい一冊。最近第2版が出たようだが、半分以上改訂されてるということで、別の本と捉えても良いのかも。
相手は変えられない ならば自分が変わればいい: マインドフルネスと心理療法ACTでひらく人間関係
ラスハリス氏の著者各種。まだ未読だが、積ん読本リストにある本。
自信がなくても行動すれば自信はあとからついてくる ――マインドフルネスと心理療法ACTで人生が変わる
自分自身にやさしくすれば悩みの出口が見えてくる ――マインドフルネスと心理療法ACTで人生のどん底からはい上がる
よくわかるACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー) 明日からつかえるACT入門
ラスハリス氏のACT入門。
マインドフルネスそのものではないが、ACTという概念を理解するのに良い本。受け入れることを学べる本。
NHKこころの時代~宗教・人生~ 瞑想でたどる仏教: 心と身体を観察する (NHKシリーズ NHKこころの時代)
テレビは年に数時間しかみないが、NHKの番組で瞑想を取り上げていたので、見てみたらとても参考になった。そのガイドブック。
3.最後に
「マインドフルネス」という単語はここ数年は、より頻度を増して耳に入ってくるようになったバズワード。
米国に渡り、禅から宗教色を削ぎ落とされて日本に逆輸入のカタチでもどってきた。ルーツをたどると、鈴木大拙(金沢の鈴木大拙館は一見の価値あり!)に行き着くのだろうが、まずはリラックスできるということで始めてみるのが良いと思う。