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【活動報告】#ピルコンルーム no.10「自分の姿をもっと好きになろう!!」

皆さんこんにちは!ピルコンフェローのみのりです。突然ですが、皆さんは自分の体は好きですか?自分の体型のことってわずかなことでも気になっちゃいますよね。今回は、そんな自分自身の体を好きになるためのピルコンルームを、好評につき、前回に引き続き第2回を開催しました!今日は、その内容を皆さんにご紹介しようと思います。きっと自分をもっと好きになるためのヒントが見つかるはずです!

1. ボディイメージって?

まず、今回のテーマであるボディイメージやコンプレックスについて学びました!皆さん、一度くらいは自分の姿について、「ここが嫌だなあ」「もっとこうだったらいいのに...」と感じたことがあるのではないでしょうか。
私たちにはそれぞれ、自分の姿に対するイメージ、つまり「ボディイメージ」があります。例えば、「背が大きい/小さい」「太っている/痩せている」「目が大きい/小さい」などが挙げられます。これらのなかで、ネガディブだととらえられたイメージがコンプレックスに繋がってしまっているのです。
ここでは、ポップでおもしろく性について学ぶことができるAMAZEの動画を見ながら理解を深めました。

ボディイメージについてはスライドにわかりやすい説明が載っているのでチェックしてみてくださいね👇

図1

2. なぜ自分の姿についてコンプレックスが生まれてしまうの?

では、どうして自分自身の姿についてコンプレックスが生まれてしまうのでしょうか?実は、そこには社会的背景が大きく影響していたのです。ここでは、具体的にどのようなところから自分の姿に対するコンプレックスが生まれているのかを学びました!その原因の一つとして、様々な企業のコンプレックス広告が考えられています。
コンプレックス広告とは…外見のコンプレックスを刺激して商品の宣伝をする広告。外見上の差別を助長するとして、改善を求める声が広がっている。
ここで、今まで身の回りで見たことがあるコンプレックス広告について様々な案を出し合いました。

図2


3. 自分の姿を好きになるために!

では、コンプレックスを生み出すものが多くある社会のなかで私たちはどうすればボディポジティブになることができるのでしょうか?
ボディポジティブとは…「~したら自分のことが好き」なのではなく、どんなからだであっても自分の身体を受け入れ、自分自身を肯定すること。それはずばり!セルフラブ・セルフケアを繰り返し練習して、ネガティブな感情に打ち勝つことです!

今回はセルフラブ・セルフケアの一環として、法政大学の上西充子先生の『呪いの言葉の説き方』を基に開催された「呪いの言葉の説き方ゲーム」を取り入れたワークをしてみました。
呪いの言葉とは…自分で口にしたり、繰り返し耳に入れたりすることにより、知らず知らずのうちに思考の枠組みを縛っていく言葉のこと。例えば、「背が高い女の子はかわいくない」「太っているとかっこ悪い」など、みんなが気づかないうちに思い込んでしまっていることってありますよね。
では、さっそく呪いの言葉を解いていきましょう!

【呪いの言葉の解き方】

図 3

4. グループワーク~ネガティブなボディイメージを作る言葉を打ち返そう!~

さあ、ここまで踏まえればあとは実践するのみです!今回のピルコンルームでは、グループワークとして、「ネガディブなイメージを打ち返す言葉を考えよう」を行いました。ここでは、他人から自分の姿に対するネガティブな言葉をかけられたことを想定し、相手が「そういう考え方もあるんだ」と思えるように言い返す練習をしました。
お題として以下の3つを挙げて考えました。
①もっと痩せた方が良いよ
②なんで無駄な毛を処理しないの?
③色白の方がモテるのに、色黒は損だね
以上を打ち返す言葉を考えました。以下のスライドに挙がっているように、フェロー・参加者の皆さんでネガティブな言葉に対して、思い思いに打ち返してみました!皆さんだったら、どう返しますか?

図4

図5

図6

私自身、自分の姿を鏡で見ながら、「ここが、もっとこうだったらいいのに」とどうしても思ってしまうことがあります。しかし、その理想は私自身の理想ではなくて、社会でつくられた理想だということに、今回のピルコンルームで気づかされました。自分で気にしている部分を他人に指摘されたときには、「私はこれでいいの!私はこのままで十分ステキ!」と言えるように自分のすべてを受け入れ、もっともっと自分の姿を好きになっていきたいです。

この記事を書いた人:みのりん
上智大学総合人間科学部社会学科3年生。大学で上京してきたことをきっかけに様々な人と接するなかで、現代社会で女性が置かれている立場に興味を持ち、また、自身の性についての知識の乏しさに気づく。現在、性やジェンダーについての知識を深め、参加者のみんなと一緒に学び、考えていくために、Pilconでフェローとして活動中。毎日、授業、就活、バイトとバタバタな生活を送っている。

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