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個人セッションで"何が"起きているのか

ボディワークの定義

ボディワーク(個人セッション)では、"何がおこなわれているのか"

それを説明することは簡単ではありません。「身体を介して、心と身体に働きかけるもの」という説明がシンプルでありながら、実践者からすると一番シックリときます。

でも、これだと経験のない人には伝わらない。
それが多少、もどかしくもあります。もう少し詳細を、もう少し突っ込んで...と進めていくとフワッとした言葉になり、曖昧無垢な印象を与えてしまうかもしれません。突発性難聴からの回復やその他奇跡的な出来事について、稀にこのnoteでも伝えてきました。でもそれはボディワーカー側からすると奇跡的ではあるかもしれないけれど、奇跡ではないという確信があります。そもそも生命とはそういうものであるし...となってくると、またスピリチュアル的な雰囲気を帯びてしまって、僕は嫌いじゃないけれど、抵抗感を感じる人もいると思います。

変化/変容につながるボディワーク

ボディワークの中でも、個人セッションはより謎に包まれています(経験のない人にとって)。グループレッスンとは違って個人セッションはより内的な、より個人的なものになるからです。”何がそこで起きているのか”が、本当に見えづらいのですが、"何か"がそこでは起きています

とても感動的な、さなぎから蝶に変容するようなそんな機会も、ときに訪れます。気力体力の尽き果て、絶命しつつあるかにも思える鳥が再び回復し、羽根の傷を癒すような。そんなセッションもあります。本当にさまざまなケースがあります。確実なことは、それが流れ作業で行われるような類のマッサージや街の整骨院とははっきりと違っていることです。

セッション後の風景

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昨日のセッションを終えたばかりのクライアント。"何か"が彼女の中で起こったようです。それが"何か"なのは、本人以外の誰にもわかりません。でも、"何か"が起きたことは表情や雰囲気、身に纏っている空気感から間違いないようです。

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ほんの少し何が起きたのかを教えて頂きましたが、それは短いシンプルなシェアでした。クライアントの中で起きるアウェアネス(気づき)。それによって起こる変化。それはときに身体的にも、心理的にもとても大きなものになります。人生における決定的なインパクト、新しい人生のきっかけにもなることがあります。

ボディワークとはそういう質感のもので、そういう意味で「身体を介して、心と身体に働きかけるもの」ということになります。Before/Afterのようなものがないのですが、写真から直感的に感じる変化、空気感のようなもの。感じて頂けると嬉しいです。きっとセッション前の写真を見ていなくても、何がしら感じてもらえるだろうと思います。

もちろん、画像は許可を取って公開しています。

最後に

この質感のセッションを誰かに提供できるようになりたいと思うのであれば、来月におこなうワークショップにご参加ください。

「アウェアネスタッチを知る」(大阪)
https://kokucheese.com/event/index/609997/
「「アウェアネスタッチを知る」(東京)」
https://kokucheese.com/event/index/609998/

詳しくは、こちらで紹介しています。

こういったセッションを経験してみたいという方は、私に連絡をしてきてください。大阪,東京,名古屋(不定期)でセッションをおこなっています。

僕はこの質感のセッションに、過去、大袈裟ではなく本当に救われました。程度の差はあれ、この質感のボディワークを必要とする人にこの文章が届くことを願います。

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