ふと思ったこと

  • お世話になっているオーストラリア在住の先生が、家族で過ごす滞在地の相談をしてきてくれた。それが西成区の某所。彼女がAirbnbで見つけた物件そのものはとても良さそう。この10年で随分と治安も良くなったので、夜道を女性が1人で歩くなどしなければ、問題ないのではと返事しておいた。世界はどんどん悪くなっているような印象操作もあるけれど、良くなっていることもたくさんある。

  • 最近、新興宗教にもまだなっていないような宗教が増えているらしい。クライアントから新興宗教絡みのストレス、話題を複数受けるようになった。マスコミに出るような教団名ではなく、「仲良かった人が宗教をはじめて…」みたいな話。時代の空気感は、三国志1巻といったところだろうか。

  • そう言えば、某カリスマ講師がフォームローラーの上に立って、クライアントのアスリートとキャッチボールをしている動画を公開していた。微動だにしない講師とグラグラしているアスリート、そしてアスリートはつまずいて動画は終わった。投稿のコメント欄は「流石です」といった媚びた賞賛が並んでいたけれど、反吐が出る。この投稿を見た生徒たちはより萎縮するだろうし、下品なブランディングだ。そういう時代なんだよなって、酔ってもいないのに愚痴っぽくて、すみません。

  • 数年前まで(もしかすると今も)、「今年は異常気象で…」などと言ったりしていた(している)。もう何年もずっと異常気象なのだから、最早、この異常な状態が正常ということなのだろう。普段は温和な友人が仕事がうまくいかず、一時的にイライラしているなら、うまく受け流すこともできる。でも、ずっと仕事がうまくいかないままでイライラし続けているなら、もうその友人は温和ではなくなって、イライラ人間になってしまったということ。生活で性格は変わってしまうことは、この街じゃよくある話。

  • 以前、クライアントだった某女優が亡くなった。芸能関係の方は紹介からかマネジャーさんから問い合わせがくるのに、彼女の場合は珍しく、直接、彼女自身からだった。顎関節や側頭部などへのアプローチをする必要があって、半顔がリフトアップしたことに少女のように驚いていたのも新鮮だった。もっと怖い人なのかなと、ぼくは警戒し過ぎていた。そう言えば、亡くなる数ヶ月前に、僕のSNSの投稿にコメントをくれていた。天然というか、そういう無邪気さのある人だった。謹んでご冥福をお祈りします。

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