2つのタイプ〜スカイ型とグラウンディング型〜

"伸びやかさ"を考える場合、今からお伝えする2つの身体の傾向(スカイ型 /グラウンディング型)について理解していく必要があります。

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元NYヤンキースの松井秀喜選手は、典型的なグラウンディング型のアスリートです。ドッシリとした安定感が、彼の外見から感じられます。言動も落ち着きがあり、浮ついた感じもありません。地に足ついた生き方をしている印象です。

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対照的なスカイ型のアスリートが、イチロー選手です。同じ野球という競技(守備位置も外野)であり、どちらも大きな結果を残されています。にも関わらず、2人には大きな違いがあります。

グラウンディング型ではなく、スカイ型の成功者です。彼は"伸びやかさ"を活かして、彼の身体の2倍3倍はあろうかというメジャーリーガー達を渡り合い、伝説の存在となりました。2人のインタビューなどを観ると明らかですが、松井秀喜選手は落ち着いた物腰の低さと共に、淡々と冷静に話を進めていきます。誠実さ、信頼感、優しさを感じさせます。イチロー選手は言葉を選びながらも、独特の世界観、天才性を感じさせます。少し突飛だったり、変人に感じる要素もあります。また、洗練さやシュッとした感じ、スッキリした印象もあります。

見た目の印象と、その人の性格・コミュニケーションの一致に驚くかもしれません。ですが、身体と心は明確につながっており、それは完全に一致しています。

グラウンディング型とスカイ型のどちらかに、すべての人を分類することができます。自分自身のことを考えてみても、「どちらかというとスカイ型かな」などと想像ができると思います。

悪い状態になっているグラウンディング型の人は重力に負けて、ドテッとした印象があります。土踏まずが落ち込み、シュッとした引き上げ感がありません。腰が重く現状維持思考で、物事を否定的に捉えがちです。あまり行動力がなく会話にも面白みがありません。

悪い状態になっているスカイ型の人はフワフワしていて、地に足ついた印象がありません。身体は柔らかいけれど、軸がなく、安定感もありません。フニャフニャした感じ、どこに行きたいか聞かれても答えられないような意思の弱さがあったり、周りに流されやすかったり、家の中で空想妄想に逃げがちだったりします。スカイ型の人は誰でも伸びやかさがあるように錯覚しがちですが、悪い状態だと糸の切れた凧や伸びきった衣服のようになってしまっています。真実の伸びやかさとはまた違った状態です。

グラウンディング型・スカイ型というのは、身長(高い低い)などと同じで、先天的な自分自身の要素になります。良い悪いはなく、あくまで自分の生まれ持った傾向です。これを活かしていくことが、自分の運命を切り開くきっかけとなります。

悪い状態のグラウンディング型から抜け出すには、ドテッとした重たい感じならドッシリとした落ち着き・安定感に変わっていくにはどうすればいいのでしょうか。悪い状態のスカイ型の人がフワフワ・グニャグニャからシュッとスッキリするにはどうすればいいのでしょうか。

鍵の1つが、"真実の伸びやかさ"です。
どちらのタイプの人も、伸びやかさを身体で理解することで良い状態に転換していくことができます。これはエクスパンショナルピラティスを続けていれば、誰でも手に入れること・感じることができます。アスリートではなくても、多くの都市生活者に欠けていて必要な身体感覚が「伸びやかさ」になります。

2月23日大阪開催の【エロンゲーションWS〜真実の伸びやかさを理解し、提供する〜】ですが、今回の講座に参加された方は以降の再受講が3,000円となります。もし1回で理解できるかどうか不安という人がおられても、気軽にチャレンジできるように考慮しています。ワークショップは録音録画が許可されており、1回で十分に理解を深めて頂けるようにデザインされていますが、再受講も気軽にしてくださって結構です。

また、この次の大阪開催される【アーティキュレーションWS〜真実のしなやかさを理解し、提供する〜(仮題)】への参加費も、特別割引が別途適応され、以降の受講がよりしやすくなります。

1つのことをきちんと体系立てて深く学びたいという方は、是非この講座を申し込んでください。

【エロンゲーションWS〜真実の伸びやかさを理解し、提供する〜】

◇日時
・2020年2月23日13時〜18時

◇こんな人にオススメ
・ピラティスインストラクター
・ヨガインストラクター
・これからピラティスやヨガの資格を取ろうと考えている人

・頭を持ち上げたまま保持するエクササイズが苦手な人
・腰痛があったり、腰や背中につまりを感じる人
・首痛や偏頭痛があるという人
・頭を持ち上げる動作が苦手な参加者に指導がうまくできない人
・年始に何かを新しく学んだり、挑戦してみたい人
・資格を取ったあと、何を勉強すればいいかわからない人

◇会場
大阪市北区曽根崎1−4−6新御堂筋ビル7階 ピラティススタジオダゴバ

◇定員
10名(最低開講人数3名)

◇参加費
・25,000円(税込)
参加者には、葉坂オリジナルのセラピーボール(定価1,100円)をプレゼントします。
※アーリー・バード割引として、1月31日までに申し込みくださった方は、5,000円割引の20,000円で参加いただけます。振込後の正式なお席確保となります。
※キャンセルは、2週間前まで可能です。それ以降のキャンセルは全額参加費をお支払い頂きます。ご了承ください。


申し込みは、下記をクリックしてください。
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ご参加、お待ちしております。

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