アウェアネスタッチを知る

昨日は、今年からスタートしたボディワーク入門WS「アウェアネスタッチを知る」をおこないました。前回は主に足底から全身に働きかけるテクニックと、耳へ働きかけて蝶形骨の位置調整をするテクニックをおこないました。

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蝶形骨は、"蝶"のような形をした脳のお皿として機能している骨です。見た目の美しさが印象的なこの骨に働きかけることで、偏頭痛や不眠、ストレスに働きかけることができます。顎関節の違和感や痛みに対しても効果が期待できます。

今回は同じ足底に対してのアウェアネスタッチと、仙骨に対して働きかけることで腰部や骨盤に働きかける腰痛に対して効果的なアウェアネスタッチをお伝えしました。

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骨盤の中央にある仙骨は左右には、腸骨と呼ばれる象の耳のような形の骨があります。そして、仙骨の上にあるのが腰の部分の背骨(腰椎)です。仙骨と腸骨の隣接した部分を仙腸関節、仙骨と腰椎の隣接した部分を腰仙関節と呼びます(ちなみに、私が過剰なウェイトトレーニングによって手術した場所が腰仙関節になります)。

10年〜20年前だと仙腸関節には動きがないと言い切っている治療家も少なくなかったようですが、この仙腸関節には動きがあることは多くのスペシャリスト達の中では常識になりつつあります。

今日のワークショップでは「雛鳥を優しく保護するようなタッチ」で、仙骨に触れていきました。そうすることで骨盤の中に呼吸が入ってくるような感覚、この関節の動きを感じる経験をしていきました。

参加者は、治療的な意図で身体に触れた経験のない人ばかりです。ワークショップ自体、他人に触れた経験がない人が参加されることを前提に作っています。参加者全員が安心して着実に成長できるような形で、これらのテクニックの練習をおこなっていきました。

「アウェアネスタッチを知る」
3月1日10時30分開始 受講料30,000円(残席1名)
「トラウマを溶かす」
3月29日13時30分開始 受講料25,000円(3月1日までの早割価格)

3月に予定されているボディワーク入門WSは、上記2つとなります。タイトルが違うようにお伝えする内容は違ってきますが、どちらを先に受講頂いても問題なくボディワークを習得できるようにワークショップは構成されています。

また、再受講制度を作っています。1度受講した後は、3,000円で何度でも再受講が可能です。ボディワークに興味がある方、ボディワーカーという仕事に関心があったり、今の生活や仕事の中に取り入れていきたいという方は是非申し込みください。今回もエステティシャンや武術家の方が、ピラティスやフィットネス分野の方以外にもご参加くださっていました。治療家の方の参加も大歓迎です。

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