✝Intensive Learning✝ のすゝめ
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2023/12/29 Q&Aで回答
🐬1. はじめに
🐹1.1. 本noteの目的
学習の類型別に私が考える学習の方法・指針を紹介することです。
エアプは避けたかったので、実際に学習に取り組む過程で試した方法について語っています。
少しでも皆さんの学習の参考になれば嬉しいです。
以下、本noteで実際に取り扱っている学習類型です。
🐹1.2. 書いてる人
🐹1.3. 本記事を書くきっかけ
ブログのコメント欄に以下のようなお便りをいただきました。
これを読み、読書猿さんの『独学大全』っぽい記事を書きたく、筆を執りました。
私にとって勉強や学習は努力というよりライフワークになっているので、客観視するのがかえって難しいのですが、それはそれでやりがいを感じるので書いてみます。
🐹1.4. ✝Intensive Learning✝ とは
私が考えるIntensive Learning の定義は
というものです。
スポーツでいうインターバルトレーニングのように、適宜休憩を取りながら短時間のセットを繰り返す点に特徴があります。
もう少し掘り下げてみましょう。
まず、①の適宜の休憩について。
これは代ゼミや伊藤塾などの塾や予備校で実際に生徒という立場になって見ているとわかるのですが、休憩をちゃんと取らない方が多いです。
例えば、代ゼミでは1授業90分間なのですが、次の授業までに30分間の休憩時間があります。
恐らく講師への質問時間や予習時間を考慮しての時間設定です。
30分間も休みがあるので多くの方がこの時間で予習や復習を行うのですが、私はこの時間はほとんど勉強せずに校舎外に出て散歩をしたり軽食を摂ったりしていました。
また、伊藤塾で教室受講した際は休憩時間が5分ないし10分とさらに短いものでした。
ところが、意外にも多くの方がその短時間を惜しんで六法を眺めたり、授業の復習に力を入れていました。
一方、私はその間は決して勉強はせずに脳を休めることに専念しました。
これは1.4.で後述する脳疲労の話につながるのですが、このように特に休憩時間が短い場合は頭を使わずに回復に専念した方がいいです。
どのようなことをすれば自分の脳が休まるのかは、ある程度把握しておくとよいかと思います。
私の場合は睡眠と入浴が一番効くということが経験的にわかりました。
軽食もまあまあ休まるのですが、太るので頻繁にはできません。笑
次に②の短時間集中について。
①の適宜休憩を取るという点にもつながりますが、ダラダラ長時間やらずに短時間区切って集中的にやるとよいかと思います。
「短時間」といっても、一義に定まるものではありません。
私は「集中力が切れる前に」という意味でこの言葉を使っています。
具体的には、これは個人差があると思うのですが、私は理系科目だと概ね120分、文系科目ですと概ね60分ほどで集中力が切れます。
レポート執筆や計算演習など能動的な作業ではもう少し長いのですが、まあだいたいこんなところです。
したがって理系科目は90分、文系科目は45分ほどで休憩を取ることが多いです。
また、私は集中力を補うためにカフェインを摂取することも多いのですが、あまり体には良くないとお医者様に怒られたこともあるので、せいぜいコーヒー1杯くらいにしておくとよいかと思います。
🐹1.5. 重視すべき2つの指標
自習をする際に意識したいのは以下の2つの指標です。
①ユニット時間と②脳疲労を考えながら可処分時間の中で最適な学習プランを組み、遂行していくとよいかと思います。
特に時間的制約の強い社会人の方はなおさらです。
さて、それでは各論的な話に入っていきましょう。
具体的にどういう場面でどのように学習を進めるのか、という点をお話していきます。
🐬2. 類型別に具体的な学習法の提案
🐹2.1. レポート執筆タイプ
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