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起業して、日本の悪い雰囲気をぶっ壊せ! 超訳:学問のススメ 福沢諭吉著

人生における当事者意識を持つ。
自分の頭で考えて、自分の人生を生きる。
それが民間人に与えられた唯一無二の権利である。
そうだ、日本の悪い雰囲気をぶっ潰そう。

はじめに

こんにちわ。ぴくむんです。
私は、
小さい頃から実生活で役に立たない学問ばかり教えられる。
「現代社会でダイレクトに役に立つ学問がない」
研究は、勉強の醍醐味であるのに大多数の人がやっていない。
「大多数の人は研究をする機会がない」
ことに対して疑問を覚えていました。そこで、
国なんてあてにせずに
自分の力で「実生活に直接役に立つ学問の確立」することや、
大学に行かなくても「誰でも研究できる環境の整備」する活動を始めようと思いました。

超訳:学問のススメは、明治時代に超ベストセラーになった福沢諭吉の「学問のススメ」を超訳して、現代に落して書き直したシリーズになります。現代でも十二分に使えるエッセンスだらけだと思います。
この記事は、学問のススメ第四編 「学者の職分を論ず」を取り扱っています。
では、よろしくお願いします。

本文

日本は今後発展するだろうか。

ふと、そんなことを考える。

そんな物思いにふけながら、テレビをみると景気衰退やら、戦争やら、毎日ネガティブなニュースが目に飛び込んでくる。

こんなニュースばかり見せられたら、日本の将来は暗いなぁ
というような、何となく悲しい気持ちになる。

そんなネガティブな気持ちを後押しするように世界幸福度ランキングが発表された。
日本は、62/153位であった。

という事は、まだまだ日本は下を見ればまだまだ幸せみたいである。
しかし、年々順位を落としている。
日本人であれば、誰でもこの様な状況を心配せざるをえない。

我々はどうするべきか

こんな状況を打破するため、我々日本人は、それぞれの役割を見極めて、力を尽くさなければならないと思う。

この様な国全体のことを考えるのは政府の仕事ではあるが、
実生活において人生を満足するかどうかというのは、民間の事業の役割は非常に大きいと私は思う。

つまり、この様な国民幸福度に関する様な大ごとであったとしても、政府と国民が協力して、始めて成功に近づくのではないかと思う。

こんな暗い雰囲気を打破するためにも
我々は日本国民としての責任を尽くし、
政府は政府としての責任を尽くして、
国民の幸せを考え、向上を目指し、維持しなければならい。

私は常日頃から、国民の幸せのために学問の必要性を訴えているが、一つ実例を挙げてみようと思う。

人体学を少し学ぶと、健康のためには刺激というのが非常に大切であるということが理解できるはずだ。老後リタイアした後に、何も考えずにイライラもしない怒りもしない刺激のない生活を送っているとすぐ健康を崩してしまう。
健康のためには、内部の刺激として栄養バランスを考えた食事をとり、適度に外部の刺激を取り込まなければならない。

この考えを国家運営に応用してみる。
内側の刺激は政府の仕事、外側の刺激は国民の仕事である。
政治に無関心となり、国家に対して刺激を与えなければ、国家としての健康は失われるだろう。

この様に人体学を少し理解しているものであれば、
この手の論調はすぐに受け入れることができるだろう。

日本の問題点とその本質

さて、今日本の問題点を3つ指摘する。
「学術」「経済」「法律」の3つである。

これは昔から公務員達が問題を放置し続けたわけではない。
また、彼らの資質が劣っていたわけでもない。

ただ、大きな理由があって問題が解決しなかっただけである。
それは、国民の無知無学である。

政府は既にそのことを理解し、学術振興会を作ったり、法律を作ったり、民間企業に補助金を出したりしている。
時には、国民に重要性を説いたりしているが、国民が理解しているとは言えない。
そして、政府はやりたい様にやっていき、国民がそれを理解できずにだんだん政府と国民の間に亀裂が入っていき、国民はまるで他人事の様に日本の政治を考えている。

この様な政府が真に国民に問いかけ理解を求めない姿勢という様な風潮は、ずっと変わっていない。

政府の蓋を開けてみて、1人1人、人間としてちゃんと話してみると、みな度量が大きくて、気持ちの良い人間で、私としても文句の付けようがないどころか、慕うべきところがある。

また、国民の蓋を開けてみて、話してみると、全員が全員愚民というわけではなく、1万人に1人ぐらいは、誠実な良民もいる。

なのに、いざこの様な立派な人が政府に集まって政治をすると、ポンコツ政治を行う。国民も国民で集まってデモをすると、考えられた主張が稚拙な利己的な主張になってしまう。まるで、多重人格者のようである。

諸悪の根源は「風潮」

その全ての根源は「風潮」というものに縛られてしまうところにあるだろう。

政府の目線では、
今まで、国民の真の理解なしに政治を行なってきた。
だから、今回も別に真の理解なしに政治を行おう。

国民の目線では、
デモをする時は、ろくに考えずに、集まって天に向かって怒号を聞かせればそれで良い。デモとはそういうものである。だから、今回のデモもそれを行う。

これらは悪しき前例主義と言ってもいいのかも知れない。
このように悪しき前例というのは、我々の足を引っ張り続けるのである。

だから、私は
「一国が栄えるためには、今までの風潮流されて、何となく上手くいかなかったら政府のせいにしたりするのはダメだと」
と強く主張する。

以上の様に、今日本の文化を発展させ、日本人としての栄光を取り戻すためには、まず国民の心に染み付いたこの様な当事者意識の欠如した他人任せの風潮を一掃しなければならない。

誰が舵を取るのか

しかし、これは政府の命令でできることではないし、誰か指揮者が諭してできるものではない。

山本五十六の言う様に「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」といった具合で、誰か世の先頭にたって、事業を起こし、国民に手本を示し、導ける人物が必要である。

この様な人物として大学教授が向いていると思うのであるが、この手の学者たちは、大体ポストとキャリアや日々の雑務のことばかり考えており、民間企業を立ち上げて独立して事業を行うという発想はほとんどない。

だから、民間人に任された役割というのは非常に大きいのである。

あくまで政府は、何か国民に強制させる力があるだけである。
しかし、国民に対して、「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやる」ができるのは民間人が作った会社だけなのである。

だから、まず知識人は、まずしっかり自分の立場で考え、学術を教えて、経済活動に従事し、法律について論じ、記事を書いたり、本を書いたり、ツイートしたり、動画を投稿したりして、国民の分を超えないことであれば遠慮なくこれらを行うべきである。

そしてそれに感化された民間人が起業し、社員に対して
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやる」
を実践することで、国民の教育レベルが上がっていく。

この様なことを通じて、国民は始めて、国民としての当事者意識を持つことに繋がり、国のことを本当の意味で考えることができる本当の日本国民が生まれるだろう。そして、国民の大多数がこのようなレベルになってやっと、冒頭で述べた人体学でいうところの政府に対する刺激に値するように、国家としての健康が取り戻せるようになる。

その刺激が起点となり、
日本の問題点である「学術」「経済」「法律」が解決に導かれるだろう。

だから、これを読んでいる皆さん。
国のために起業して、悪い「風潮」をぶっ壊して欲しい。

ミニコーナー「教えて!諭吉先生!」

このコーナーでは、諭吉自ら質問に答えるよ!
Q 諭吉先生は国民で集まって何かを主張するみたいなことを言っているけど、それだと第二の政府みたいなのができる気がして、怖いんだけど。オンラインサロンとか。
A. その質問お答えしよう!
この質問者は、日本人を舐め腐っているとしか思えない質問である。
民間人も公務員も同じ日本人である。
ただ、事業をする時に、立場が違うだけである。
なので、共に第二の政府みたいなのができたとしても、日本のためを思って行動しているのであれば、これは敵同士ではなく、真にためになる友である。
あと、法律違反していたら、逮捕すればいいだけの話である。
え?古事記とか愛国心とか学ばなかったから日本に対する忠誠心がないから、もしかしたら国を滅ぼす過激派が生まれる?
そんなん知らんがな。それは、愛国心を教えずに放置し続けた国民の責任やがな。
そもそも、そんなん宗教みたいで怖がってるけど公明党は創価学会の政党やんけ。君が知らないだけで、君が心配している事はもう既に起こっているよ。

あとがき

ちょっと前に、こういう記事を書いたことがあります。

この記事は最終的には起業を促す記事になっていますが、それは福澤諭吉の影響を受けたところが非常に多くあります。

福澤諭吉は、最初から最後まで政府という存在を良い意味で見下しています
どういうことかというと、政府のことを親と思わずに、子供のように接するということです。
例えば、親が自分の意に沿わないことをしていると文句を言いがちですが、子供が自分の意に沿わなくても優しく諭すように言います。
このように、福澤諭吉は常に政府に対して子供を扱うようにして物事を考えています。そのように考えることで、また一つ良い思想にたどり着けるのでしょうね。

現代で使えるようなエッセンスばかり詰まっていると本当に感心します。
偉人は凄いですね。

他の章の超訳は以下のマガジンに纏めているので、興味があれば是非ご覧ください。

原作の学問のススメは著作権が切れているので、無料で読めます!

自分が参考にした現代語訳はこちらになります。

次回は、君は文明の当事者だッ!!!にてお会いしましょう。

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