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🇫🇷1 留学体験記-建築学生が1月フランスに滞在して感じたこと


建築学生ぴかこです、御覧いただきありがとうございます✨

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https://note.com/pikkako/n/n4f6bc4373575


今日は私の学生生活の一部を構成している、フランスについて書きたいと思います🇫🇷

というのも私は卒業論文の合間を縫って、1ヶ月ほどフランス留学をしていました。

年単位で本格的に留学している方や、バッグ一つで世界を旅している方からしたら、これからの話はただの小旅行みたいなものです。それでも、普通科の高校を卒業して、国際色がある訳でもない大学で理系に囲まれて生きてきた人間からしたら、とてつもなく大きなチャレンジでした。

このチャレンジの記録が今留学を迷っている方や、今以上に学生生活を充実したい建築学科をはじめとした大学生の方に届いたら幸いです。

シャルル・ド・ゴール空港・あっさり入国できた


⭐️まずフランスに行く目的として、

①フランスの空気を吸い、フランスを歩き、フランスで生活する

②大学卒業後もフランス語学習を続けるための学習習慣を付ける

③憧れの建築を生で見る

、、の3点のことを設定していたのですが、結論から言うと、フランスがもっと好きになり今後の学習を続けていくモチベーションになりました。

勉強を続けていくだけでなく、フランスの色んな街にもっと出かけたいと思ったし、建築をもっと細部まで見たいと思いました。

そして間違いなく大学生のうちにこんな素敵な経験が出来て良かったと思っています。

そんな建築学生がフランス語を4年間続け、1月のフランス滞在の中で学んだこと・感じたことを、3つのパートに分けて話していきます。



〇なんとなく、いままでのモチベーション


元々大学の第二外国語でなんとなくフランス語を選んだところから始まり、二年の中級の授業で思いのほか楽しくなり、四年になった今も独学で続けて来ました。

なんとなくの学習を四年続けた結果、一か月のフランス滞在へと繋がっていたのだから驚きです。


いや、「なんとなく」だったからこそ続いたのかもしれないですね。

仏文学科の学生ではないので、フランス語の勉強に期末課題のような期限もなく、設計課題のような他作品との比較もありません。

自分の好きなペースで自分の好きな分野を「フランスの建築が好きだから」位のモチベーションで勉強しても許されるからこそ、フランス語の学習を続ける事ができました。

そして、フランス語が好きなまま学習を続けられたからこそ、フランスに実際に行って街を歩いてみたいと思うようになりました。

そう考えると、何かを継続するために強い意思や明確な理由は必要ないのかもしれません。

少なくとも、自分磨きという観点においては、この「なんとなく好き」という感覚を大事にしてみたいと感じました。

朝8時の凱旋門・暗いけどなんか好き


〇いま印象に残っている、滞在のハイライト


フランス滞在の中でも憧れの建築を生で見た経験は、やはり現地に行って実際に歩かないと体験できないものであり、とても印象に残っています。

特にゴシック建築は、普通の教会に見える外からは想像がつかない程に非常に大きい空間が広がっているのに、細かい彫刻やステンドグラスの模様まで拘られていました。そのギャップに私はドキドキせずにはいられませんでした。
ここは後日もっと詳しく話したいです。

そんな写真だけでは分からない映えない瞬間と映える瞬間、職人みたいに細かい空間と権力の象徴みたいな大きい空間みたいなギャップを楽しむことが、これから私の旅するひとつの目的になりそうです。
(ただの持論であるが、食事や買い物でも同じことが当てはまりそうです🛍️)

美しすぎるサントシャペル
細部まで美しい・サントシャペル


また、現地でフランス語を使えた事によって、自分のフランス語に幅が出来ました。

最初の日は殆ど通じなくて英語に逃げてしまうレベルだったのですが、語学学校に通って強制的に1か月話す練習をした事が大きかったのだと思います。

後半はフランス語で買い物をしたり道を聞いたり、自分のフランス語を伝えることが出来て嬉しかったです。

特にフランス人の友達が出来た時は自分に少し自信がもてました。。

フランス語に限らず、今後の勉強でもただ問題が「解ける」だけでなく、知識を「使う」ことを意識したらどこまでも伸びてしまうのではないだろうかと期待しています。「解ける」だけでここまでやってきたのですから、間違いなく伸びますね✨

フランス人の女の子とぴかこ✌️


〇これからの、フランス語レッスン


冒頭に述べた通りフランス滞在を通じて、フランスの事がもっと好きになりました。

それを踏まえてこれからどうしたいか、飛行機の中で考えていた事を最後に整理していきます📝

・地方のゴシック建築(アミアン大聖堂,シャルトル大聖堂、etc)を見に行って、その違いを比べてみたい
・フランス語の建築本やエッセイなど、フランス人の考えをフランス語のまま読みとれるようになりたい
・トラブルが起きても対応できるような、自分の行動範囲が広がるフランス語の会話力をつけたい

とりあえず、今思いつく自分の欲をまとめるとこんな感じになります。


そのために、まずこれからは

・DELF を受験して、バランスよくフランス語力をつける(はじめに直近の3月23日)
・フランスで買った特に心を持っていかれた建築本を読破して、次に行った時にもっと楽しめるようにする

の2点を目標にしようと思っています。

私のフランス欲が、いつになったら満足するのか正直分かりません。それでも、幾つになっても自分の中の素敵な欲を満たしてあげられる自分でありたいです。


そしてもし今留学へ行くか迷っている方が目の前にいたら、「留学は目的が明確なら最終的にはきっと楽しくなってる、語学力は使っていけば何とかなる、ぜひ行ってみて!」と熱弁することでしょう、笑

本当に、行ってよかったです。

大本命・モンサンミッシェル

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