戦争のニュースで気をつけること(小学生:低学年版)
これは子どもが戦争のニュースを観て不安になったりする時、どうしたらいいのか子どもが読んでわかるように作ったものです。
できれば先に大人版を読んてください。小学校低学年生の場合は、おうちの人が読んであげるといいと思います。でも、低学年でも読めるようにひらがなにしてあります。小4年ぐらいからはこちらをどうぞ。
ウクライナのせんそうのことを知っているみんなへ
すごいね!せんそうのこと しっているんだね!!
テレビでみたり、きいたりするときに ちゅうい してほしいことです。こどものこころをまもる しごとのことをカウンセラーっていうんだけど、そのカウンセラーがかんがえたよ。よんでみてね。
ポイントは5つあるよ
おうちのひととはなしをしよう
「こわい」ときはこわいということは よいことだよ
テレビをみないことも だいじなんだよ
いっぱいあそぼう
わらおう
では せつめいしていくよ
☝️おとなのひととはなしをしよう
せかいのことを しろうとしていることは とってもすばらしい。もっとしりたいなぁ、とおもってニュースをみるなんてほんとうにすごいね。でも、やっぱり どういうことなのかよくわからないこともあるよね。わからないことは、まわりのおとなにどういうことなのかきいてみよう。
それから、ニュースをみているとだんだん ふあんになったりすることがあるんだ。きづかないうちにふあんがたまってしまうことがあるんだよ。だから、しんぱいなことは どんどんおうちのひととはなすといいよ。おうちのひとがいそがしそうにしていたら、おおきなこえをだしてちゃんと「こわい」っていってみよう。ちゃんと「こわい」っていわないと、いつものことだって おもわれて 「あとでね」ってなっちゃうよ。
☝️「こわい」っていっていいんだよ
「こわいよ」っていえないこともあるよね。だって、もうあかちゃんじゃないんだもんね。でも、こわいことは こわいっていっていいんだよ。せんそうとか ぼうりょくとかはおとなでも こわいんだよ。だいじょうぶ。こわいからたすけてっていっても「ダメだなやつだな」ってぜったいいわれないよ。もしいわれたら、それはおとながまちがえてるんだよ。
☝️テレビをけそう
テレビをみるじかんをすくなくしよう。ニュースでは、ばくげきがあったり、ないているひとがうつっていたり、ドキドキしたりするよね。みていてこわくなったら、テレビをけそう。テレビから はなれよう。
☝️いっぱいあそぼう
いっぱいたのしんでいいんだよ。せんそうをしているところの ひとたちが くるしんでいるからって たのしめないきがしちゃうかな? やさしいきもちをもっているんだね。もちろん、そうおもわないってひとも やさしくないってわけじゃないよ。言いたいのは、みんなは がまんする ひつようはないよ。みんなは いつものせいかつをしていいんだよ。いっぱいあそぼう。そして、せんそうがはやくおわることをねがおう。それでいいんだよ。やさしいきもちでいてくれて ありがとう。
👩ストレスはっさんほうほう
🌱だいすきなぬいぐるみはなにかな?それを🧸をギューっとしよう ふわふわのがいいな
🌱おふろでうたをうたおう🛀
🌱おそとでおにごっこしよう🏃♀️
🌱ダンスしよう🕺
🌱すきなことはなに?おえかきかな🎨こうさくかな?ゲーム?なんかつくったりするのがいいな〜。
🌱こうえんへでかけておおきな きをみつけて🌳、そのしたで、ゆっくりいきをすってはこう 5かい!!
子どもは、悪い出来事は自分が悪いことをしてしまったからだと思ってしまったり、優しくすることは良いこととだけども、やりすぎてしまったりすることがあります。えっ?そんなことを思っていたの?と感動することもあるのですが、災害のときやこうした問題が起きているときにはマイナスに働くこともあります。
大人もニュースをみて余裕が持てなくなることもあるでしょうが、守ることができるのは大人で、大人しかいません。目の前の子どもを守れるのはあなたです。大人は大人で悩んで、子どもには写さない。移さない。子どもはあくまでも子どもで守られるべき存在です。
あなた自身もストレスを抱えていると思います。子どもを支えて、日々のストレスもあり、そして今は春休み。学校が休みなこともあってさらに忙しいと思います。決して無理をしないでくださいね。
どうか大人が不安で仕方のない時には、大人は色々行動できるので行動しましょう。カウンセリングへのハードルは高いかもしれないですが、やってみるとそんなことないですよ。ぜひ、どうしても自分で対処できない時にはドアを叩いて見てください。どこかで私の仕事仲間(臨床心理士)がお待ちしております。
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