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「押しつけ」を感じた本日

彼らの憂さ晴らしのやり方が「動物愛護」だったのだ

佐川急便のお兄さんが、いつも通り「ここ置いときますね」と荷物を置いて出て行った。いつものことなので、荷物を確認しなかったのだが、心当たりのない小さな箱。送り主は香港?PETAってなんやねんと開けた。
マグカップが1つ入っていて、カップにはこうプリントされていた。
「いっぱいの残酷さがルークカフェのコーヒーには入っています」
カップの中には一筆箋。
「2023年こそはルークカフェがコピルアクを取りませんように」だって。
調べると、このPETAっていうのは行き過ぎた動物愛護団体で、結構過激である。

実際コピルアクにはそういった農場がある、というのは確かだ。また、たくさん混ぜ物(安い豆)がされてあっても、コピルアクと謳うものもある。
だが、それがすべてではない。業界全体の一部でそういう悪質な農場がある反面、倫理的に正しい農園(ルアクを放し飼いにして糞を農園で収穫する)ももちろんある。(もともとそうだったのだから!)
うちはきちんとコピルアクについてはライセンスを取得し、しっかりと金額を支払って、正しいコーヒーを仕入れている。
自分たちの主義主張が正しい、と思うのは結構なことだ。勉強が足りないのも、側面だけ増長してヘイトするのも彼らの勝手だ。
ただ、人を不快にさせる必要はない。個人的にそういうものを送り付ける必要もない。

動物のことは守りたいけれど、人の心は守れない。そんな奴らが動物を守れるはずがない。

彼の承認欲求もしくは面白さの押しつけ

その後、ツイッターの私の日課ツリーに、コメントが入った。
「カタカナのピカリンもいます」
YouTubeのリンクが貼られてあり、そのリンク先には、河童のピカリンがいじめられるという、最近流行っているいらすとや。のイラストを使った社会風刺動画だった。(不快だったので中身はちゃんと見ていない)

わたしは…自分のニックネームである「ぴかりん」というのをかなり大切にしている。だって、その呼び名でたくさんの人と繋がることが出来たし、今でもそういう風に本当に子どもから大人まで呼んでくれている。大切な名前だ。

だから、すんごくしょうもないことなんだけど、そうやってその人に、大切にしているアカウントで引き合いに出されるのは心から不愉快だった。

「めっちゃ失礼、キモい」と正直にリプしたら、すみませんでした、とフォロー解除された。本気でそれが面白いとでも思ったのか?ジョークが通じるとでも思ったのか?

ある女の子の話

その子は仕事の都合上、ペアで別の女の子と同じ作業をしないといけない立場にある。ときには個人で、ときには協力して、ということなのだが、どうも相方がかなり自意識高めの仕事っぷりを、彼女にも同じように求めるらしい。彼女はその要求を負担に感じるらしい。話を聞いていた私の感想としては結局のところ、それぞれの目線で、それぞれの範疇で出来る仕事をやればいいと思うので、そういった要求はあくまでも自分を引き立てるために働け、と言っているのと変わりない気がした。

普段の生活で「押しつけがましさ」はいらない

どの話にも共通していたのが「押しつけがましさ」だ。わたし自身、これまで「正しさ」を振りかざして、そういう面が多かったとひしひしと感じた。なんだかその押しつけから、今日は思いっきり不快になったが、一歩俯瞰して自分の行動を考え直すことができた一日でもあった。とびきり疲れた。

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