画像1

「私は自分たちの作るこの音楽が正しいのか不明な時があります。でも、自分たちの作る音楽がどうしようもなく好きなんです。」

【『クレモナ』モダンタンゴ・ラボラトリ】
00:00 | 00:00
昨日は午後の四時から夜の八時半まで【クレモナ】の練習だった。こんなに詰めて練習するのは久しぶりのことで、9月7日の録音にむけて各曲が仕上げの一歩手前の段階に来ている。

昨日この『ブエノスアイレスの夏』を練習しているときに、監督が「もう一歩先に上がれそうなのに、今、上がれてない」と言った。

自分たちの集中か?技量か?
雨が降っているところと晴れているところの境目にいるような感覚である。不安だ。
今から晴れるのか、それでも雨が降り続けるのか、自分自身で決められる、ともいえる。しかし、急がないと雨雲はあっという間に自分の上に覆いかぶさって、ずっと雨が降り続けるかもしれないわけだ。

録音という「かたち」に残すなら、晴れやかで若い演奏を残したい。わざわざ残すのに、あのときは雨だった、ではもったいない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?