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「COVIDが収束しても、対面で行うことの価値は変わらない。だから今その価値を下げるようなことはしてはいけない」



今、「時代はオンライン化が進んでいる」とか「これが新しい音楽シーンだ」みたいに言っている人がたくさんいるし、あたかもそれが本当にそうなのかもと思うような風潮になっている。オーケストラやクラシックの無料配信もことごとく増えてしまって、それをすることが今のトレンドみたいになっていて、社会の、音楽に対して「お金を払う」感覚をどんどんと鈍らせている気がする。逆に、ライブ配信でライブくらいの料金を取る人もいて、それも違うやろ、と思ってしまう。


わたしたちクレモナは最後までこの生の空気感、ライブ感を大切にしたいし、いつかはCOVIDも収束するんだから、今はそんなところで無料のお客さんを増やすんじゃなくて、大多数の目(しかもそれも肯定的なものばかりでない)や評価に晒されて気にして、生ぬるくなっちゃうのか、突拍子もないことになっちゃうんではなくて、

今まで応援してくださって、そしてこれからも応援してくださるお客さまをどこまでも大切にしたいと思う。

これが正しいことなのかは若輩者のわたしにはさっぱりわからないし、いつCOVIDが収束するのかもわからないし、わたしたちは時代遅れ扱いされるのかもしれない。

でも、わたしたち特に管楽器奏者は息を楽器に通してなんぼ、その空気を振動させてお客さまに届けてなんぼだと思うのだ。



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第5号です。今回のフルートゆきによるフルート聴き比べも楽しいです。ぜひ読んでください。





◎11月14日の第8回定期公演のチケット






ブエノスアイレスの夏、がもうすぐ仕上がりそうなので、とても楽しみになっています。

この第8回定期公演は「タンゴの歴史」組曲、「ブエノスアイレスの四季」組曲がどちらも丸ごと聞けるという世にも珍しいコンサートになります。

チケットぜひご予約下さい。

2020年4月17日金曜日

【『クレモナ』モダンタンゴ・ラボラトリ】バンドマスター
【ルークカフェ・ローストラボ・クレモナ】コーヒー主任焙煎士

ぴかりん @池田市満寿美町13-7「ルーク・カフェ」

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