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あの時のアレって運命に近いのかな

わたしが子どもの頃、少女漫画のド定番の出逢いといえば、遅刻しそうな女の子がパンをくわえて交差点で男の子とぶつかるアレだった気がする。あと本屋さんで同じ本を取ろうと手が触れるアレとか。

そんなわかりやすい運命的出逢いはまだ経験したことないけど、ほんの些細な選択で、出逢いも相手との深さも変わると、SNSをやってから特に感じる。

SNSを始める時期からハマっている時期、旅先で予定が合って会えるとか、会えないとか。



今日は、少し何かがズレていたらこんなに仲良くなれたのかな?と思う、Twitterで仲良くなった1人、りさねえの話をしたい。


りさねえは、わたしが大阪旅行に行く直前に「会いたい」と連絡した人だ。
それまでたくさん絡んでいたかというと……特別多くはなかった。
Twitter疲れしていた時期もあって、よく話す人のツイートしか見ないことも多かった(今も多い)。
仲良くしている子が、りさねえと会ったことがあると聞いて、ツイートを見に行った時「この人好きだっ」とピンと来た。

候補日も限られた中、ダメ元で連絡してみると、即座に「会いたい」と返してくれた。


それまで一度も行ったことのなかった大阪に、去年は2度行き、人生で3回の大阪旅行は毎回、りさねえと会っている。

もし、Twitterをやっていなければ
もし、友人がりさねえの話をしていなかったら
もし、日程が合わなかったら

そういうたくさんの小さな小さな重なりで、今とても仲良くさせてもらっている。

奇跡なんて言ってしまうとなんだかもったいない。



小さな小さな重なりで仲良くなったりさねえに、影響を受けることがよくある。
そのうちの大きなひとつは、読書だ。

りさねえは読書嫌いだったけど、一冊の本をキッカケに年間100冊読むほどの読書好きになったそうだ。
だからといって人に無理強いはしないし、楽しそうに読書をしている姿を見ているうちに、読書が苦手なわたしも、以前より本を読むようになった。


『読書』

人によっては「なんだそんなことか」レベルのものかもしれない。けど1年に2,3冊だったのが、月ペースになってきているのは「そんなことか」レベルではない。

「その人だから」と興味が湧いた時点で、大きなことだと思う。
いかにも強そうなインフルエンサーと呼ばれる人よりも、りさねえの方がわたしにとって、よっぽど影響力がある。

「わたしも、もっと本を読みたい」
小さな重なりで仲良くなり、そんな風に思考までも少しずつ変わる関係。それは、実は物凄いことなんじゃないか。


読書という影響の他にも、やたら趣味や思考のタイミングが合う。それこそ運命と言いたくなるほどに。


りさねえとは、あのタイミングで会えたからこそ、こんなにたくさん関わりを持っている。という気持ちが強くあるので、余計に、何かがほんの一瞬ズレていたらこんな風になれていないかも。と、思う。



SNSで嫌な想いをしたことはある。疲れることも多い。
でも時にこんなに素敵な出逢いがあって、自分に良い影響を与えてくれる人が近くにいてくれる。

わたしは好きな人が自分の相手してくれなくなったら寂しいし、みんな仲良くなって!とかは言いたくないけど、素敵な友達自慢をしたくなった。そして、お礼を言いたくなったので書いてみた。

元気や勇気をたくさん与えてくれるりさねえ、いつもありがとう。
これからも、らぶ!





追記。りさねえはミモザが好きと聞いていて、今まさに、ミモザの時期だなぁと思ったら、描きたくなったのが、記事のイラストです。
イメージは、ミモザ畑にいるりさねえ。りさねえのやさしい空気感が伝わるといいな。





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