サッカー練習で持久走メニューはじめました
”素走り"と呼ばれる持久走メニュー、サッカー練習で取り入れていますか?
小学校低学年の練習に持久走メニューを取り入れることになりました。きっかけは子どもたちとのこんなやり取り。
サッカー少年団にて小学2年・1年・年長生を担当していますが、練習での持久走メニューはほとんど取り入れてきませんでした。
ボールを使った練習の中でたくさん走ってもらいたい、というのが一番の理由です。練習ではスペースを使うために走るメニュー、具体的にはポゼッション練習やゲーム練習を多くすることで走る力をつけようとしていました。
そんな中、悩みも抱えていました。
子どもたちの状況が一律ではないのです。
子どもたちの状況一覧です
①メニューを理解できて、スペースを使うためにたくさん走る子
②メニューを理解できているけれど、たくさん走らない子
③メニューをまだ理解できていないため、走れない子
結果、子どもたちが走る距離に大きな差が生じていました。それでも、③の子が②に、②の子が①になるようにメニューや声かけを考えて練習に反映させていました。長い時間がかかるなぁ、と思っていた1月、市のサッカー少年団を集めたイベントが。
イベントの名は"持久走大会"。意気込んで臨んだ子どもたち。
しかし、目標にしていた学年10番以内に、誰も入ることができず・・・(10番以内だとメダルがもらえたのです)。
悔しそうな顔をしている子どもたちに「練習でもっと走る?」と聞くと、「走る!」と即答してきました。
子どもたちが「走る!」という思いを持っているのであれば、練習に取り入れない理由はありません。
次の練習から早速持久走メニューをスタートさせました。子どもたちの意欲を後押ししながら、1年後の持久走大会でのメダル獲得を目標にしたいと思います。
おまけ
ちなみに、①②のどちらが自給力向上に効果的なんですかね?
①同じ距離を走るのにかかった時間を計測(例:1キロ走)
②同じ時間で走れる距離を計測(例:3分間走)
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