フィンランドのお菓子「Runebergin torttu」のレシピ

フィンランドでこの時期に見かけるお菓子「ルーネベリタルト」。フィンランドの詩人　ユーハン・ルートヴィーグ・ルーネベリ（1804‐1877）の奥さんが作っていた彼の好物だそうで、ルーネベリの誕生日の2月5日に食べる伝統的なお菓子なのです。
クリスマスの残り物のクッキーを使って作られていたというこのお菓子。デコレーションも簡単なので、ぜひつくってみてください。

＜直径４㎝のマフィン型　8個分＞
バター　100g (室温に戻す)
グラニュー糖　80g
卵　1個
薄力粉　80g（ふるっておく）
ジンジャークッキー　60g（細かく砕いておく）
（なければ薄力粉20gとシナモンパウダー少々を入れる）
アーモンドプードル　20g
ベーキングパウダー　2つまみ
バニラエッセンス　数滴

・シロップ
グラニュー糖　30g
水　80g
（お好みで水分10g程をラム酒に変えてもおいしいです）

・アイシング
粉糖　適量
水　適量

市販のラズベリージャム
マフィン型用ベーキングカップまたはクッキングペーパーをカットして使用

1.オーブンを180℃に余熱する。
ボウルにバターとグラニュー糖を入れてホイッパーでよく混ぜ、卵を混ぜる。混ぜていて多少分離しても大丈夫なので、だいたい混ざったらバニラエッセンスを数滴入れて混ぜ、ジンジャークッキー、アーモンドプードル、薄力粉、ベーキングパウダーを加えてゴムベラでさっくりと混ぜ合わせる。
2.マフィン型にベーキングカップを入れて、その中に生地を7分目ぐらいまで入れる。余熱しておいたオーブンで180℃・20～24分程焼く。
3.焼いている間にシロップの材料を鍋に入れて温め、グラニュー糖を溶かす。
4.焼き上がったら型から取り出し、タルトが温かいうちにシロップを刷毛やスプーンでしみこませる。
5.冷ましている間にアイシングを作る。粉糖をボウルに入れ（大さじ5杯ぐらい）水を数滴ずつ垂らして混ぜる。スプーンから垂れるぐらいの固さにする。水を入れすぎたら粉糖を足して調節する。
6．冷ましたタルトのベーキングシートをはがし、上の部分をナイフで切り平らにする。上下さかさまにし、底だった部分を上にしてスプーンや絞り袋を使ってアイシングをまるく載せ、ジャムを適量のせる。