新しい時代の「美しい教養書」 〜<もう1つの美術史>編〜
心に豊かさの種を蒔こう
幸せに生きるための「豊かな心」をはぐくむ新しい時代の「美しい教養書」フェア
「教養」とは、単に知識を身につけることにとどまらず、知識を身につけることによって得られる「心の豊かさ」や「精神的な成長、洗練」までをも意味します。未来の読者たちに、これからの時代を本当の意味で豊かに生きてもらいたい…という願いを込めたアートの専門出版社が贈る「美しい教養書」を5つのトピックで特集します。
Topic 5 もう1つの美術史
「私たちは、美術館に行った時だけ<芸術>を見るのではなく、生活のあらゆる部分の中心に<芸術>を見るべきだということなのである。本の中の小さなカットの中にも、君は1つの世界を表現できる、とモリスはいおうとしたのだ」―海野弘(美術評論家)
5つめのトピックでは一味違った視点で芸術を見出している本をご紹介します。
おとぎ話の幻想挿絵
印刷技術が発達し、イラストが写真に取って代わられる寸前の19世紀末のヨーロッパで、挿絵は最も輝きを放ち、芸術の域にまで高められました。日本の名だたる漫画家やイラストレーターにも大きな影響を与えた挿絵黄金時代の名作を1冊にまとめた貴重な作品集。
▼書籍の詳細はこちら
ウィリアム・モリス
19世紀半ばのイギリスで、産業革命による機械化の中、職人の手づくりによる上質で美しい作品をつくりだそうとしたウィリアム・モリス。額縁に入った絵画だけでなく、インテリアなどの工芸美術を通して、生活全般に美を見出そうとしたモリスの決定版作品集です。
▼書籍の詳細はこちら
アルフォンス・ミュシャの世界
今では日本で最も人気のある画家の一人に数えあげられるミュシャ。アール・ヌーヴォーなどの装飾芸術が不遇の時代から、いち早く研究を続けてこられた19世紀末美術研究の第一人者である海野弘先生の徹底解説による最高品質の作品集です。
▼書籍の詳細はこちら
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?