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心地よいと思うものを、自分のためにだって求めていい。 #わたしとPIECES

PIECESは、贅沢なのかもしれない。

PIECESには圧倒的にちょうどいい距離感と、ひらけて緩やかなつながりと、哲学がある。PIECESはみんなが「心地よさ」を求めることができる贅沢な空間だと思う。

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みなさんこんにちは。PIECES広報FR担当の若林碧子です。みんなにはみこりんと呼ばれています。自己紹介は 「フツウの女の子、をやめたくて。 #私の子ども時代 」にて。

今日は「わたしとPIECES」ということで、私のPIECESとの関わりと、PIECESに対する溢れんばかりの想いを綴ってみようかと思います。(めちゃくちゃ時間かかった笑)

PIECESとの出会い

4期集合写真

CYW4期の集合写真

私はいま、大学4年を休学し、ネパールという国にいながら広報ファンドレイジング担当としてPIECESで働かせてもらっています。

PIECESとの関わりは思い返せばもう2年以上前。
私が以前別のNPOでインターンをしていた時に、同じイベントにスタッフが登壇していたことで初めてPIECESを知りました。(飲んだ分だけ寄付になるチャリティイベントで、私は当時18か19だったので行かせてもらえなかったことを覚えています。笑)

そしてたまたま、その翌日に前副代表の荒井さんが大学の授業にゲストとして来たことで(タイミングが良すぎる!)PIECESの活動を初めてきちんと知り、授業終了後に話しかけに行ったのでした。

その後、「若林さん、インターンしない?」と副代表直々にメッセージをもらったのですが、わたしはインターンではなくコミュニティユースワーカー育成プログラム(以下CYW、現:Citizenship for Children)に応募。その面接で斎さんに「こっちにきたんだね笑」と言われたこともよく覚えています。(インターン断ってすみませんでした)

そして2018年6月-12月のCYW4期を修了し、その後ゆるやかに関わり続け、広報ファンドレイジング担当として本格的に参画したのは去年2019年の秋頃になります。


CYW育成プログラム(現CforC)で学んだこと

時を戻すと、CYWに応募したのは大学2年の春。その頃はNPOのバックオフィスでゴリゴリにインターンをしており、このまま裏方の道を進むのか、やはり現場が自分に合っているのか、悩んでいた時期でもありました。

実際にこのプログラムの中で学んだことは子どもと関わるためのもの以上に、今の自分自身を形づくる「人・市民として」のマインドセットだったと思います。

相手のことも、自分のことも大事にすること

PIECESの研修の中で再三繰り返されるこのキーメッセージは、子どもとの関わりの中だけのものではなく、日常の中で大切なPIECESのいう「市民性」の一要素だと思います。

相手のことを大切にするためにも、自分自身を大切にする

ちょっと困ったな。
むかつくな。
いやだなあ。

もし、自分が誰かに対してそんな気持ちを持ってしまったら、私は一旦立ち止まってその人の背景を想像することから始めます。(これはPIECESの研修の内容とはちょっと違って、私なりの落とし込み方です)

少し分かりづらいので例えて説明すると、これは極論ですが、
会社でミスばかりする部下がいる。今日はいつも以上にミスが多く、なんでそこまで言わないとわからないんだ、とイライラしてしまう。そしてついついきつく当たってしまう。

そんな時、一回立ち止まって
「もしかしたら、今日はあまり調子が良くないのかも。」
「もしかしたら、プライベートで何かよくないことがあったのかも。」
「ミスをしがちなのは何か彼のコントロールの範疇外にある特性なのかも。」
そう想像力を働かせます。これが正解かどうかは問いません。立ち止まり想像力を持つことで、その先の自分の感情も、行動も変わる、そう思っています。そして大事なのは、自分の感情と、その背景にある願いも大切にすることです。
自分が彼に対してどんな思いを持っていて、その背景にはどんな願いがあったのだろうかと。

PIECESではその言動の奥にある願いや価値観に目を向けるために、リフレクションという手法を用います。子どもと関わる中で引っかかった一場面を持って来て、そのシーンの中にある相手と自分の願いに耳を傾けるのです。

私はCYWの研修を通して、PIECESに関わる中で、少しずつ相手のことを想像し寛容になること、そして自分自身のことをいたわる方法を学んで来ました。

相手のことを大切にするためにも、自分自身を大切にすること。

ただ私もまだまだ学んでいる最中ですし、いつもこれができるわけではありません。それでも学び続け、問い直し続けることが、目の前のあの子との関わりに生き、その先にある社会に繋がっていくと信じています。

贅沢をもっとふつうにしたい

「心地よいと思うものを、自分のためにだって求めていい。」

そうタイトルに示しました。
しかし昨今、心地よさを求めていいと思えること、誰もが心地よさを感じられる空間はあまりないのではないかと思います。

誰かが誰かのために精神をすり減らしたり、
そんな精神をすり減らしている誰かの存在に気づかずにいる人も多くいます。

誰もが心地よさを感じられる空間は、とても贅沢なものだと改めて思うのです。

そんな中、そんな贅沢なものを求めているのがPIECESかもしれません。
PIECESがいう「優しい間」にあふれた社会とは、その贅沢をふつうにしようとする試みなんじゃないかと私は思うんです。(←個人的見解)

優しい間は、きっとあなたのその掌から

子どもが孤立しない社会はひいては、大人も、子どもも、あなたも、全ての人が孤立せずお互いに「包みつつ、包まれている」空間ではないでしょうか。
*新理事 小野田さんの言葉を拝借

「優しい間」は、今この瞬間からでも、あなたの手の中から生まれていくものだと思うのです。


自分の心地よいものを見つけて、それを大切にする。あなたにとっての心地よさの一部がPIECESだったらと思うし、あなたと共に創り続けていけたらと思っています。


最後までお付き合いくださりありがとうございました!
ではまた。


🎈採用2022!スタッフ募集中🎈
現在、PIECESではスタッフ(有給)と、プロボノ/インターン(無給)の採用をしています。
ご関心がある方はぜひお気軽にお問い合わせ・エントリーいただけますと幸いです。 #ひろがれPIECES

今回の担当:若林碧子(わかばやし みこ)

Twitter: @mikooo_jp
note: https://note.mu/mikooo

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