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昭和レトロなシェアハウスにお引っ越し〜共同生活のメリット

おはようございます🐱
三春町にあるシェアハウスで暮らす眞秀(まほろ)です🍀

今回は新しく郡山市に借りたシェアハウスをご紹介します!


三春の城下町にあるシェアハウスから新しいシェアハウスにお引越しして2週間が経ちました🐱

お引越しで慌ただしかったり、上がったり下がったりする寒暖差で風邪をひいたりして、なかなか更新できない日々が続きましたが…

今回は2週間前まで、同じシェアハウスに住んでいたトモコさんが、ハウスクリーニングチームと暮らすシェアハウスをご紹介します。

トモコさんたちが暮らすのは、Tさん(私たちのシェアハウスの運営者)が郡山市に新しく借りた築50年の家。

以前お暮らしだった高齢のご夫婦が娘さん夫婦と同居することになり、県外に引っ越されてから、暮らす人がおらず、10年ほど空き家となっていました。

まずはお引越し前にクリーニングチームの皆さんが10年分のホコリと汚れをお掃除。
屋内外にそのまま置かれていた不用品を撤去しました。

その後、お引越しとなりました。

シェアハウスは、昭和レトロな2階建て。
私たちが暮らしていた三春の家も昭和レトロでしたが、今回の家には「お母さんの実家」のような懐かしさを感じます✨

玄関ドアを開けると、広いたたきがあり、障子の引き戸があります。

それを開けると、コタツのある和室。その左側に8畳の和室が2室と広い縁側、右側に4畳半の和室、2階に8畳の和室が2室という間取り。

コタツのある居間から見た玄関。障子の格子が細かい!
居間から見た床間のある和室(夜の撮影)
和室の床間
和室の照明(夜撮影)
細かい彫刻!

周囲は現代的な住宅街なのですが、このおうちだけ時が止まったような、昭和時代にタイムスリップしたような雰囲気があります。

花柄が入ったホーロー製のシステムキッチン(40年から50年前に流行したデザインだとか)

昭和の生活家電には、よく花柄が使われていたそう

モミジの模様が入ったすりガラス(昭和型板ガラスというそう)、竹の模様のすかしが入った障子紙や障子の細かい格子…

モミジの模様が入った昭和型板ガラス
こちらのガラスは不思議な模様
(これも昔、流行した模様らしいです)
藍染っぽい襖紙(これもステキ)
竹の模様の透かしが入った障子紙。破れた箇所には丁寧に同じ障子紙が貼られていました

壁はクロスではなく、中にキラキラした繊維が入った塗り壁(綿壁というそう)です。

障子や襖の破れた箇所は、丁寧に紙を当てて修繕されていました。

昭和時代はみんなこうやって、破れを目立たなくする工夫をしていたんですね🐱

本当にかわいいおうちなのですが、いろいろ問題もあって…💦

・浴室に脱衣所がない
・トイレ(簡易水洗)が狭すぎる。タンクに水がたまらない
・キッチンの蛇口を閉めても水滴がポタポタ落ちる
・窓が大きいため、冬は寒そう
・網戸が破れている→夏になっても窓を開けられない
・あちこちに穴が空いている

脱衣所はハウスクリーニングチームがアイディアを出し合い、突っ張り棒を使って、廊下の一角をカーテンで仕切り、簡易的な脱衣スペースをつくりました。

トイレのタンクやキッチンの蛇口は、
水道工事の業者さんを探して修理を依頼することになりましたが、
網戸や穴は、以前住んでいた方を見ならって、みんなで修理していくことになりました。

いろいろ不便も多そうですが、みんなそれを楽しんでいる感じがしました。

引っ越し後は、トモコさんがふるまってくれた
ウィンナーを使ったチャーハンをいただきながら、今後のことを語り合いました。

トモコさんには
「空き家を親から受け継いだ負の遺産」「社会の迷惑」にしないよう、シェアハウスやグループホームなどに再生し、

住む場所や集まる場所を必要としている人たちに安価で提供したいという夢があり、
「このレトロハウスをそのスタートにしたい」と笑顔で話してくれました。

レトロハウスの周囲にも空き家と思われる古い住宅が数軒あり、「この一帯をレトロなシェアハウスが集積する地区にしたい」と思うようになったそうです。

「空き家をシェアハウスに再生させ、
入居者が高齢化したら、そのままグループホームとして活用する」

「自分たちで介護福祉士やヘルパーの資格を取る。または介護の勉強をして、みんなで支え合いながら生きていく」

Tさんが以前、話してくれた構想を思い出しました。

またいつか書こうと思っていますが、
シェアハウスのメリットの一つに「家賃や光熱費がかからない」というのがあります。

「電気やガスの料金が高くなる」
「ガソリンや灯油が高騰する」
「特に高齢者や体が弱い方が大変」
というニュースを見聞きするたび、

「シェアハウスで暮らしたら、光熱費が抑えられるのに」と思ったり…

そのほうが家計の負担も少なくなるし、環境への負荷も軽くなるような気がします。

そして、みんなで米や野菜をつくり、自給自足に近い生活をすれば、食費を抑えることにもつながるのでは…

「場所を分かち合うだけでなく、共同体として一緒に暮らしていく」

これについては、また書いてみたいと思います。

次回は、私とケントの古民家ハウスをご紹介します🐱

〈レトロハウス・外回り編〉

玄関の丸い照明(母の実家にもありました!懐かしい)
電気の引き込み線?電話線を通す容器? 
用途は不明ですが、形状がかわいらしいです
トモコさんが朝顔のグリーンカーテンをつくるそう
トモコさんのお部屋。日当たりのよい四畳半
腰掛けたくなる窓の位置(通称「文豪部屋」)

〈レトロハウス・夜編〉

玄関の引き戸を開けたところ
(写真の角度を修正したら、左上にゆがみが…🙀)
夜の玄関
夜の居間
猫のみーちゃん(♀4歳)も
お気に入りの照明とともにお引越し
ご満悦の表情です😸
トモコさんがつくったウィンナーのチャーハン
(おいしかったです)

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