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教育を基軸に諦めない【訪問:ふたば未来学園】

教育の成果は時間差で必ず社会に返ってくるのだろうと感じたという話。

福島県広野町のふたば未来学園を見学しました。

3.11以降避難を強いられ、休校を余儀なくされた公立高校に代替して新設されたのが「ふたば未来学園」

現在は県立の中学校と高等学校が一体となっています。

探究をベースにした学習活動、地域やNPOなどと関わりながら進める教育課程内外の活動で、総合学科を設置し、さまざまな子どもたちがのびのびと過ごしています。実業系科目を中心に履修する人、トップアスリートを目指す人、大学進学を目指す人…。

「学校」らしい白色の鉄筋コンクリート造りではなくモダンな建築
周辺自治体の地域の方と協働
図書館を中心に据えた校舎のつくり
アクティブラーニングルーム
電車待ちなどの「余白」を過ごすスペースもある
NPOカタリバが学校の中に入り、職員とスタッフがともに教育活動を進める。ナナメの関係。
校内にはカフェが併設され、色々な人が出入りする。
バトミントン専用のアリーナ。インターハイ、全中制覇の強豪。

探究は地域をとっかかりにして展開していく中で、各々の課題を見出し、プロジェクトとして進める。

地域に足を運び、声を聞き、考え、議論する。
そうして社会に出ていった卒業生が、地域社会に貢献することを考えるのは必然で、きっとしばらく時間が経つとその潮流が社会に影響を及ぼしてくるのだろう。という情景が浮かびます。

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