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青いゆううつ

朝の散歩、歩いてて思った。もちろんマスクはつけてない。

緊急事態宣言だなんだと一年が過ぎるが、世界でも大都市と言える大阪圏の感染者の増大、その右往左往を見聞きしていると疑問と不思議な驚きがある。去年から一年も経っていて、緊急事態宣言も、二波、三派も経験している。大都市圏という視点からみても日本とは桁が違う感染者数、死者数を出した外国がどう乗り越えているかも見ている。しかしこの国ではこれか。この程度の感染者で今初めて事を知ったかのように右往左往するというのは、国も県も市も医師会も別にコンナウイルス(以下コンナ)を大した病気ではないと思っているのだろう。しかしコンナを国難のように言う人もいる。だが全くそんなことはないということ。もし国難だとするならば、国も県も市ももっと手を打ってるだろう。それにコンナの患者の受け入れ拒否という病院もあり得ない。特に現時点で二類の場合、いや二類よりも上で、たとえ無症状であっても入院や隔離措置が必要だったのかな、それが必要で国難なら重傷者以外は専門病院じゃなくても受け入れは可能だろう。こんなに大量の無症状感染者がいるのに。そうなんだ、国難じゃないならないで構わないし、それはそれでいい。だがそれならば五類への格下げなどの措置をとり、インフルエンザ程度の特別扱いにするべきだ。それなのに何にでも利用できるコンナを伝家の宝刀として使っているように見える。なにかあればコンナのせいにすればいいのだ。その不信、不感、メディアで繰り返し煽られ続ける恐怖。こういう正当ではない姿勢にイラつくのだ。メディアからではなくあなたの近くのどこの誰がコンナで苦しみ、さらに後遺症に苦しんでいるのか。もちろん苦しんでいる人もいるだろう。しかしそれは他の病気でも同じだ。それはインフルエンザや風邪とどれくらい違うのか。冷静に考えてみて欲しいと思ってる。ワクチンを打ちたければ打てばいい。しかしワクチンの先行高速接種を行ったイスラエルは見事に減って大成功という事になっているが、現在でも感染者は日本より多い。一度目のワクチン接種の後、魔の二週間と呼ばれ感染者が増える傾向も見られる。厚生労働省も一度目の接種後には感染の可能性があると注意した。しかしイスラエルはそれでもう通常に戻れるという。それでも思う、打ちたいのなら打てばいいしそれは自由だ。もう一度思うのはよく考えて、冷静に自分で判断してほしいという事だ。専門家やメディアがワクチンの良し悪しを伝えようとする。そこで選ぶのは自分で、個人は他人の選択を尊重すべきだということ。それだけは思う。

結果が出ているデータを見比べて教訓とすることはできる。しかしまだ見えぬ未来を教訓から判断することはこの国のかじ取りをしている人々には判断が難しいようで、とても残念だ。世界が割れてその割れた正反対のデータを持ち寄れば、正反対の行いの違いが見られるはずだ。現にアメリカではマスクもなし、学校も経済も今まで通りの都市と、正反対の規制がガチガチの都市との差を見ればあまりの違いのなさに驚く。それは単なる事実でしかないけれどそれを元に未来のことを考えることもできるはず。過去はもう取り返せない。だからもう間違えてほしくはない。もちろん人は間違えることもある。個人的には今までの対応は間違っていたとも思う。でもあるのは未来だ。


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