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35才のおじさん社長。noteではアメリカを放浪していた思い出を書いています。Twit…

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35才のおじさん社長。noteではアメリカを放浪していた思い出を書いています。Twitterはこれ https://twitter.com/picxpic

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  • アメリカ放浪の思い出

    逃げるように会社を飛び出した24才の男が病んだあげく、エネルギーを持て余して3ヶ月間アメリカを西から東に放浪し、警察に捕まったり死にかけたりする思い出話です。

最近の記事

めちゃくちゃ危険なアメリカのスラム街に迷い込んだ話 【アメリカ放浪の思い出 #06】

この記事は、逃げるように会社を飛び出した24才の男が病んだあげく、エネルギーを持て余して3ヶ月間アメリカを西から東に放浪し、警察に捕まったり死にかけたりする思い出話です。 【アメリカ放浪の思い出】の記事一覧はこちら 何の計画もなくいきなりアメリカに来て6日目の朝。 私はアメリカ西海岸の「YEAHーーー!USA!USA!」みたいな雰囲気に心底嫌気が差していた。 なので、もう西海岸を離れて、アメリカのちょうどド真ん中になる「デンバー」という大都市にバスで向かうことにした。

    • ニートが歩く夢のハリウッドと灼熱のサンタモニカ 【アメリカ放浪の思い出 #05】

      この記事は、逃げるように会社を飛び出した24才の男が病んだあげく、エネルギーを持て余して3ヶ月間アメリカを西から東に放浪し、警察に捕まったり死にかけたりする思い出話です。 【アメリカ放浪の思い出】の記事一覧はこちら 怒涛の1日が終わり、アメリカでの2日目の朝が来た。 いや、正確には朝ではなく昼すぎだった。どうやら昨日の疲れが響いた様で、起きたのは昼の1時すぎだった。 20kgを担いでダウンタウンを全力疾走した反動で、筋肉痛がひどい。 しかしそれよりもはるかに空腹感がや

      • 夜のロサンゼルスを駆け抜けろ 【アメリカ放浪の思い出 #04】

        この記事は、逃げるように会社を飛び出した24才の男が病んだあげく、エネルギーを持て余して3ヶ月間アメリカを西から東に放浪し、警察に捕まったり死にかけたりする思い出話です。 【アメリカ放浪の思い出】の記事一覧はこちら 格安の16ドルでダウンタウンまで連れてってやるという甘い言葉に誘われた私は、そのまま男について行った。 しばらく歩くと、バス、というよりはハイエースに近い車が停まっていて、中にはすでに他の乗客が10人ほど乗り込んでいた。 自分以外の乗客を見て、なんとなく「知

        • 私をロサンゼルス空港から外に出して 【アメリカ放浪の思い出 #03】

          この記事は、逃げるように会社を飛び出した24才の男が病んだあげく、エネルギーを持て余して3ヶ月間アメリカを西から東に放浪し、警察に捕まったり死にかけたりする思い出話です。 【アメリカ放浪の思い出】の記事一覧はこちら 2008年4月22日、ついにアメリカへ旅立つ日が来た。 彼女と成田空港までリムジンバスで行き、しばらく空港で時間をつぶしたあと、彼女と別れ1人で搭乗口へ向かった。 3ヶ月後に彼女が「長いエスカレーターに消えていく背中が哀愁漂いすぎててマジうけた」言っていた。

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          7本

        記事

          溢れるエネルギーを持て余していたニート時代 【アメリカ放浪の思い出 #02】

          この記事は、逃げるように会社を飛び出した24才の男が病んだあげく、エネルギーを持て余して3ヶ月間アメリカを西から東に放浪し、警察に捕まったり死にかけたりする思い出話です。 【アメリカ放浪の思い出】の記事一覧はこちら 会社を辞めた私は、しばらくはニートの自由な毎日に喜びでいっぱいだった。 本来のパーソナリティであるテキトーな性格も「なぜそれをするのか?」、「その根拠は?」、「前提は?」、「ターゲットは?」・・・と論理的に詰められる毎日から解放されたことで少しずつ取り戻してい

          溢れるエネルギーを持て余していたニート時代 【アメリカ放浪の思い出 #02】

          新卒の私は、病んで逃げるように会社を辞めた 【アメリカ放浪の思い出 #01】

          今から10年とちょっと前の2008年、私は24才だった。 新卒で入社したIT企業を辞めて、無謀なアメリカの旅へ飛び立ったちょうとその時だ。 これからしばらく書き続けるのは、逃げるように会社を飛び出した24才の男が病んだあげく、エネルギーを持て余して3ヶ月間アメリカを西から東に放浪し、警察に捕まったり死にかけたりする思い出話だ。 病みつくした新卒時代東京の大学を卒業した私は、新卒としてちょっぴり有名なIT企業に入社した。 入社後すぐに一泊二日の研修旅行が行われたが、2日

          新卒の私は、病んで逃げるように会社を辞めた 【アメリカ放浪の思い出 #01】