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Picture This Japan

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横浜インターナショナルユースフォトプロジェクト卒業生たちのコラム。日本各地、海外で活動する多様な若者たちの思いち言葉に触れてください。Picture This Japan編集部
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#写真

小さな本箱への想い

この度、Picture This Japanの企画の一環として、シェア型本屋を借り、小さな本箱をはじめることになりました。 本箱の運営の軸は
 「写真のテーマを見える化する本箱」 です。
 私たちは写真というツールを使い、多様なルーツを持つ若者の自己表現をサポートし、そして日本社会には様々な視点があることを伝える場所を作ってきました。その1つの集大成として、2020年に過去のワークショップで撮影された作品を集めた作品集を出版しています。
 そこから、より多くの人にこの

私の留学ライフin Malaysia ⑧共生する他民族

マレーシアには大きく分けて3つの民族がいる。 中華系、マレー系、インド系。 割合的にはマレー系が多い。マレー系の子達はマレー語を使う国立に通うことが多く、そこに留学生は通えない。 私の学校では中華系が圧倒的に多い。理由は、私立だから。 だからクラスメイトもほぼ中華系の子たちで、家では中国語、学校では英語を使っている。それに加えてマレー語も普段使いするので3カ国語を展開できる。さらに中国語の中でも数種類話せる子もいて、それが普通の世界。日本人からしたらなんとも羨ましい。

私の留学ライフin Malaysia ⑥休日の過ごし方

私はアウトドア派なので、課題に追われていない週末や学校のない平日は、よく外に遊びに行く。事前に予定を決めてず思い立ったら行くことも多く、そんな時は寮の日本人の友達と弾丸で遊びに行く。 私は古着が好きなので古着屋さんに行ったり、都会のモールに映画を見に行ったり、カラオケに行ったりもする。夜は飲みに行ったり、たまにバーの様な場所に行って少し大人な気分を味わったり…。羽を伸ばして色んなところに遊びに行く。 移動手段はgrabというタクシーが安い交通手段でそれを使うことが多いが、

作品「夢」からの始まり ⑤6月23日沖縄慰霊の日〜平和の礎での出会い

慰霊の日とは 戦争や平和に関する日、皆さんはいくつ知っていますか? 広島や長崎に原爆が落ちた日、東京に大空襲があった日、終戦の日…。 6月23日慰霊の日  沖縄では毎年この日に梅雨が明ける。休日として扱われ、学校や仕事が休みになり、多くの沖縄県民を巻き込んだ沖縄戦の記憶に思いを馳せ、平和について考える。 平和祈念公園へ 新聞社のインターンとして県民の声を取材するため、平和祈念公園平和の礎に向かった。朝の8時には到着したが、もうすでに刻板の前で手を合わせ、戦死した親族へ

作品「夢」からの始まり ④沖縄移住1ヶ月が過ぎて

沖縄での生活が始まって1ヶ月。やっと一人暮らしも開始した! ダンスをきっかけに繋がった人たち インターン先の人たち 色んな繋がりができて外に出る機会も増えた。 「思っていたよりも派手じゃないし、ぬるっと始まったなぁ」 沖縄での生活が始まってから1ヶ月後に地元横浜に戻る機会があり、飛行機の中で沖縄での出来事を思い出し、撮った写真を見直した。すると早いようでゆっくり感じた沖縄での生活は、思い返せば全てが初めての経験で、普通に怒涛の1ヶ月だった。 「歩く方がおかしい」って車

コラムニスト(まりの)

まりの( Marino) プロフィール 日本生まれ日本育ち。両親も日本人。富士山がよく見える県で生まれる。 写真を撮ることが好きと知っていた、母にすすめられ「横浜インターナルユースフォトプロジェクト」の初年度(2016年)に参加。日本の社会の中でマジョリティになる人たちに、多様な視点があることを知ってもらえるきっかけづくりに携わりたいという思いからこの活動に関わる。

作品「夢」からの始まり ③沖縄移住最初の2週間

普通の旅行だったら十分すぎる2週間。 ディープ沖縄なコザ(沖縄市の中心市街地にある文化圏の愛称) にあるスタートアップで働き始めて1週間がたった。 新しい場所での生活や仕事にすぐに慣れることができず、関東の友達と夜な夜な電話で話す日々が続いた。 沖縄での知り合いが5人くらいしかいない中で始まった移住は、正直「夢の沖縄移住」とは遠いもの。とにかく早く慣れて、「楽しい!」って思いたかった。 とりあえず沖縄での生活に「慣れた振り」だけしながら、街での様子を思わず写真に残して

私の留学ライフ in Malaysia ④〜食事編

私はほぼ毎日「ロックカフェ」という学校の近くの野外フードコートのような場所で友達と夕飯する。屋台のような場所で安くご飯は絶品!私が1番大好きなのはチキンライス。味も付いたご飯と蒸し鶏が最高に美味しい。値段はなんと300円!安くて美味しいご飯が沢山あるのは本当に幸せだと毎日感じる。飲み物はTeh iceとういうミルクティーの様なものが凄く美味しくて1番好き。 マレーシアは様々な文化の人が住んでいるので、中華料理からインド料理まで何でもあり、マレーシア料理は何?と言われると答え

コラムニスト(Melissa)

メリッサ(Melissa) ペルー人の母と沖縄系日系ペルー人の父をもち、神奈川県横浜市で生まれ育つ。小学校から高校まで横浜市内の公立学校に通い、現在は慶應義塾大学に所属。写真は得意でも好きでもなかったが、自分に似たバックグランドを持つけれど、違う経験をしてきた若者たちが集まるこのプロジェクトに強く興味を持ち、第4回目の2019横浜インターナショナルユースフォトプロジェクトに高校3年生の時に参加。

「日常」という作品

私の作品は2枚とも「日常」という課題テーマで撮影した作品です。私にとっての日常は、多くの高校生と同じように、勉強したり家族や友達との時間を楽しんだりすることでした。そんな自分の日常の中で、より面白い景色を作品として残したいと思いました。 「厨房」 家族の経営する飲食店での一コマです。お店で家族と食事をとることが多かったので、厨房の景色がいつも目に留まりました。 「朝の中華街」 小学校への通学路を思い出しながら撮りました。中華街を通って登校していたため、朝にはシャッター

コラムニスト(じゅん)

じゅん(Jun Chen) プロフィール 中国・福建省出身。10歳で来日、日本語ゼロで公立小学校へ転入してから十数年経った。この春大学を卒業し就職する。高校1年生の時、国際交流ラウンジで配布された「横浜インターナショナルユースフォトプロジェクト」のチラシがきっかけで初年度(2016)参加。似た背景を持った若者を勇気づけられるような発信ができるように、この活動に関わる。