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小さな本箱への想い

この度、Picture This  Japanの企画の一環として、シェア型本屋を借り、小さな本箱をはじめることになりました。

本箱の運営の軸は

「写真のテーマを見える化する本箱」
です。


私たちは写真というツールを使い、多様なルーツを持つ若者の自己表現をサポートし、そして日本社会には様々な視点があることを伝える場所を作ってきました。その1つの集大成として、2020年に過去のワークショップで撮影された作品を集めた作品集を出版しています。


そこから、より多くの人にこの想いを届けるため、オンラインギャラリーの開設、noteでのコラム掲載など、オンライン上で居場所づくりを行ってきました。

更に人と人とが出会える場所を作りたく、今回本箱を運営する運びとなりました。ここでは、運営の軸「写真のテーマを見える化する」について書いてみよう思います。



写真に私が魅力を感じるのは、写真1つで様々なことを考えられることです。
誰が撮ったのか、どんな想いで撮ったのか、この構図で撮った背景にはどんな経験があるのか、様々なことに想いを巡らせることができます。

本もまた読み手によって様々な視点が生まれるのではないでしょうか。そんな共通点をみつけ本と写真を結びつけられるようにこの軸を決めました。

この本箱に集めた書籍は、ある1枚の写真から連想したものです。運営スタッフが、テーマとなる写真を見て思ったこと考えたことを元に本を持ち寄っています。

そのためテーマを文字で表現しない代わりに、連想の元になる写真を置いています。

ぜひ、写真を見ながらこれを選んだ背景を想像してみてください。

この本箱が、新たな視点との出会いになりますように。


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