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横浜インターナショナルユースフォトプロジェクト卒業生たちのコラム。日本各地、海外で活動する多様な若者たちの思いち言葉に触れてください。Picture This Japan編集部
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#留学

私の留学ライフ in Malaysia ⑳交通手段

マレーシアでの基本的な交通手段は、日本とあまり変わらない。電車、車、バス、タクシーなど。 その中で1番便利なのがタクシー。Grabというタクシーのアプリがあり気軽に利用できる。値段も日本よりもはるかに安く、30分乗っても1000円いかない。 なぜよく使うかというと、電車やバスなどがあまり便利でないからだ。マレーシアに来る際には、必ず入れておいて損はないアプリの一つだ。 しかし、デメリットもある。一つは年々値段が上がっていること。もう一つは渋滞。通勤帰宅ラッシュの時間帯は

私の留学ライフ in Malaysia ⑱ マレーシアの気候

マレーシアの気候はとてもおもしろい。 端的にいうと、基本が晴れか曇りのち雨。一日中雨が降る日は、一年で数えるほどしかなく、朝は太陽がしっかりと出ている。私はここがとても好きなポイント。 夕方の雨は3〜6時の間に1.2時間降るのがよくあるケース。たまにそのまま夜まで止まない時もあるが、それは滅多にない。観光ブックのいうベストシーズンは、一年中となっている。 雨季と乾季がある。10月〜3月あたりまでが雨季で4月〜9月あたりが乾季。雨季は文字通りだが、乾季に比べて雨が若干多く

私の留学ライフ in Malaysia ⑯ アパートへ引っ越し

最近引っ越しした。 去年までは学生寮でくらいしていたが、日本でのインターンシップ後、マレーシアに帰ってくるタイミングで引っ越し、友達とシェアハウスで暮らし始めた。 留学3年目にしてやっと寮を出た。丸2年寮に住み続ける人もなかなか珍しいと思うが、友達とすぐ会える距離にいるのが楽しくて住んでいた。そして、新学期が始まるタイミングで心機一転しようと寮を出た。 寮の家賃は月1250(約4万円)リンギット。 今のマンションの値段は、1100(約3万5千円)リンギット。 それに加え

私の留学ライフin Malaysia ⑭ インターンシップ

私はインターンシップをするために一時帰国中だ。 海外の大学ではよく、インターンシップをすることが学校のカリキュラムに含まれていることがある。 私の学部では、最低8週間、週5日のフルタイムと決まっている。 インターンシップをする時期は、だいたい最後の学期かその前の学期。その経験が単位になるので、自分の専攻とかけ離れているような会社でのインターンシップはカウントされない。そして、学校に会社登録し、許可を貰う必要がある。 私の場合どこの国でもよかったが、将来のことを考えて、

私の留学ライフ in Malaysia ⑫ マレーシアでの年越し

2023年も終わり、2024年1月ももう終盤に差し掛かろうとしている。 私は1週間前に一時帰国をした。学校の関係で年末年始は日本に帰らず、マレーシアで過ごしていた。 マレーシアにはチャイニーズニューイヤーが2月のあるので1月のニューイヤーは日本ほど街が休むことはなく、31日も1日も街は通常に稼働していた。それぞれの宗教にも新年があるため、1月1日というのはそれほど大事にされていないのかもしれない。 季節は相変わらずの常夏だし、ニューイヤー感も無いしで、それはそれでいいの

私の留学ライフ in Malaysia ⑪マレーシアの祝日

マレーシアには主にイスラム教、仏教、ヒンドゥー教の人がいて、それぞれの宗教のお祝い事が国民全体の祝日になっている。 そのため、祝日が日本に比べて格段に多い。そしてそれぞれの宗教に1月1日とは別に、ニューイヤーの日や週がある。それらは時期は決まっているが、日にちは毎年違う。 この感覚は日本人の私たちにはなかなかないことだと思う。 渡航初期は、祝日があまりにも多くどの宗教の何をお祝いしている休みなのか全く把握できていなかった。今でもマレーシア人の友達に明日休みだよと言われて

私の留学ライフ in Malaysia⑩日本生まれのハーフがマレーシアで住むということ

私のルーツは日本にあるが、母には日本の他に中国と台湾の血が流れている。父はガーナ。 そんな4つの国の血を持つ私が、自分のルーツに全く関わりのないマレーシアに留学している。複雑で面白いと自分でも思う。留学するまでは、他の日本からの留学生と変わらない気持ちでいたので、そんなことを考えることもなかった。 留学して2年強、今日まで何回他人に私のルーツの説明をしたことか。 「何人?」 「日本人。でもミックス。」 「どこのミックス?」 このやりとりをほぼ毎週している気がする。その

私の留学ライフin Malaysia ⑨ マレーシア英語の訛り方

私は10月の末でマレーシアに来てちょうど2年。時間というのはあっという間に過ぎてしまうものだ。 今回はマレーシアの英語について書いていこうと思う。 マレーシアの英語は訛りが割と強い方だと思う。「マングリッシュ」という造語があるほど。特徴はイントネーションが本来のものと全く違ったり、語尾に色々なものを付けたりする。正直なところ、留学する前、訛りがあるのは知っていたがここまでだとは正直思っていなかった。 最初に私が壁にぶち当たったのは学校に入ってすぐだった。2021年の8月

私の留学ライフin Malaysia ⑧共生する他民族

マレーシアには大きく分けて3つの民族がいる。 中華系、マレー系、インド系。 割合的にはマレー系が多い。マレー系の子達はマレー語を使う国立に通うことが多く、そこに留学生は通えない。 私の学校では中華系が圧倒的に多い。理由は、私立だから。 だからクラスメイトもほぼ中華系の子たちで、家では中国語、学校では英語を使っている。それに加えてマレー語も普段使いするので3カ国語を展開できる。さらに中国語の中でも数種類話せる子もいて、それが普通の世界。日本人からしたらなんとも羨ましい。

私の留学ライフin Malaysia⑦日本とマレーシアの違い

私は1年に一度か二度、学期休みに日本に帰国する。 今回の帰国は留学してから3回目。3回目ともなると7時間のフライトや手続きなどが全くストレスなくこなせるようになってくる。 私の学校は学期休みが3週間ほどしかなく、毎回タイトなスケジュールで休みを過ごす。 日本とマレーシア、行き来すると様々な違いが見えてくる。私が1番違い感じるポイントは簡単にいうと人の違いと言ったところ。どちらが好きで嫌いという話ではなく、違うところがある上で、それを面白く感じるという話だ。 マレーシア

私の留学ライフin Malaysia ⑥休日の過ごし方

私はアウトドア派なので、課題に追われていない週末や学校のない平日は、よく外に遊びに行く。事前に予定を決めてず思い立ったら行くことも多く、そんな時は寮の日本人の友達と弾丸で遊びに行く。 私は古着が好きなので古着屋さんに行ったり、都会のモールに映画を見に行ったり、カラオケに行ったりもする。夜は飲みに行ったり、たまにバーの様な場所に行って少し大人な気分を味わったり…。羽を伸ばして色んなところに遊びに行く。 移動手段はgrabというタクシーが安い交通手段でそれを使うことが多いが、

私の留学ライフ in Malaysia⑤ダンス仲間

私はダンスが趣味なので、放課後はダンスのレッスンに通っている。 通っているダンススクールでチームを組んでいて、深夜はその練習も行う。このチームの中で私は最年少で、他のチームメイトはダンサーとして仕事をしている人がほとんど。全員チャイニーズマレーシアン(中華系マレーシア人)で中国語が第1言語の人たちなので、よく中国語で会話をされ私だけ分からないということが日常茶飯事。困る時もあるけれど、だいぶ慣れて気にしなった。 ちなみにマレーシア人の英語は訛ってて、私には聞き取りにくい。

私の留学ライフ in Malaysia ④〜食事編

私はほぼ毎日「ロックカフェ」という学校の近くの野外フードコートのような場所で友達と夕飯する。屋台のような場所で安くご飯は絶品!私が1番大好きなのはチキンライス。味も付いたご飯と蒸し鶏が最高に美味しい。値段はなんと300円!安くて美味しいご飯が沢山あるのは本当に幸せだと毎日感じる。飲み物はTeh iceとういうミルクティーの様なものが凄く美味しくて1番好き。 マレーシアは様々な文化の人が住んでいるので、中華料理からインド料理まで何でもあり、マレーシア料理は何?と言われると答え

私の留学ライフ in Malaysia③〜インテリアデザイン科

私は大学ではインテリアデザインを学んでいる。 Diploma (ディプロマ)という2年半のプログラムで、今は2年目2学期。今年いっぱいまで授業を受け、最後に3ヶ月インターンをして終わりとなる。日本でいう短大みたいなもので、同じ時期に入った子たちは10数人。私の場合、このディプロマ卒業後にさらに4年制大学に編入しさらに2年半行くプログラムなので、まだまだ先は長い。 インテリアデザイン科では実技的な授業が多く、色や素材や照明や、建物の構造など幅広く勉強している。家具をデザイン