ゲーム制作について~1
写真は初めて就職したゲーム会社があった近辺の写真です。古い話とか書くのも面白いと思って書いてみます。30年ぐらい前の古い話です。
1988年ゲーム会社に就職いたしました。その頃はまだ家庭用はファミコンが主流の頃です。ちょうど「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」が出たころで並んで買ったのを覚えております。
当時は・・・・
携帯電話などは無い
インターネットも無い
メールなども無い
連絡手段は固定電話が主流
インターネットはニフティサーブぐらいでパソコン通信という形だった
タバコは200円ぐらい
電車はまだ改札で切符を切ってた時代
そうとう古いですね・・・💦
デザイナーとしてして就職したわけですが最初の会社は50人ぐらいの会社で家庭用からアーケードまで制作する会社でした。まだパソコンもそんなに良い時代でも無くグラフィックツールも無い時代です。ではゲームの開発はどうやってたの?それはメーカーが独自でツールを開発して独自のグラフィックツールで開発をしてました。独自なのでかなり癖はあるしできることが少ないです。
入社当時まずはドット絵に慣れてもらうとの事で古いツールだがこちらを使って練習するようにと指示されました。それがうるおぼえですがこんな感じの機械ブラウン管にペンが付いてて線で繋がってます。ペンでカチカチどっとを打っていくタイプです。今のタブレットのようですがぜんぜん違います。表現はしにくいけどカチカチペンでたたくという表現でしょうか?とにかく使いにくかったのを覚えてます。
これ大変なのが保存するのに15分ぐらいかかります。w
保存が図のようなロムに書き込むのです。ちょっと正確なのを覚えてませんが・・・キャラクターデーター、マップデーター、カラーデーター
みたいな感じで個別で保存する形でした。これが時間がかかります。
次の日にこれを個別で読み込む形になります。
そしてこのロム、小窓がついてて(普通のロムには無いです)書き換え可能なロムなんです。小窓に紫外線あてるとデーターが消えるんです。いまだに良くわかってないですが・・・消えるんです。その会社で独自に紫外線を当てる機械があって30分ぐらいかな?紫外線を当てると消えます。なんてアナログなんだ・・・・
そんな毎日をすごしてました。
そして初めての仕事はアーケードゲームの仕事をすることになりました。
つづく?