添削の習慣をつくる
添削の習慣をつくろうと思う。
なぜ添削するのかというと「伝えるための文章を磨くため」
今回わたしが磨きたい文章というのは、仕事で使うような報告・連絡を主体とした、いわゆる「文書」たちのことを指す。
「文章」と「文書」の違いはあるが、読み手に分かりやすい伝えるという意味では共通しているので、ここでは文章という表現で話そうと思う。
ではどのような文章を添削するのかというと、
他のお店などから送られてくる報告や連絡の文章たちだ。
送られてくる文章を「添削する必要があるの?」と言われると、確かに必要などない。
けれど、「理解しにくいな」とか、
「もっと分かりやすくできるんじゃない?」「この表現だと入社したてのスタッフには理解できないんじゃない?」
とストレスを感じながら文章を読むことも少なくない。
そんな文章を読みながら「じぶんだったらどんな文章にするかな?」
「どうしたら伝わりやすいかな?」とその度に考えていたわけだが。
それならば一層のこと「私ならこうする」と添削をしてみようじゃないかと始めてみた。
そして実際に実行してみると、予想以上に学びが多い。
感情や想いで書かれた文章や、話し言葉で書かれ冗長表現が多くなり膨張した文章たち。
それらを客観視できる点がとても新鮮に感じた。
自分が想いを込めて書いた文章というのは、気持ちが入っているが故に冗長表現になりやすい。
けれど、他人から送られてくる文章には個人の想い入れはないので、
冷静に読むことができるというわけだ。
他人の文章を添削することで、「自分はこういう風に書きたいんだな」と認識できるところがとても大きなメリットだと思う。
文章とは書かないと上達しないわけなのだが、残念ながら販売の現場において「文書」といわれるもの書く機会は多くない。
書く機会がない → 普通に業務をしているだけでは文章能力は向上しない → 書けるようにならない。
それならば、書く機会をつくちゃえばいいじゃないかと・・・・(笑)
業務中に目にするあらゆる文章が、私にとっては違った価値になってきた。
添削は部下と一緒に行い、肩肘張らずにチームの能力向上になればいいなと思う。
「ウィーン」とFAXの音がなるたびに、
「いいお題きたかな?」と少しワクワクしてしまうのです。
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