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生産性向上と業務効率化は何が違う?

なんとなく理解はしていても、

いざ聞かれるとうまく説明出来ないことって

ありますよね。

今回、私自身がうまく説明できなかったことを 

とても簡単な表現で書き記しておきます。

自分自身が忘れてしまった時の為にも。


まず、生産性向上とは

インプットに対して、

どれだけのアウトプットができたか

を示す指標である。

生産性 = アウトプット ÷    インプット

・アウトプット→付加価値、生産額

・インプット →労働投入量=労働数
✖️時間

お店で例えるなら、

アウトプット→売上額

インプット →人件費や経費

売上効率 = 売上 ÷ 経費

人件費が同じ場合、

より売上を上げた店が

売上効率が高いということになる。


次に業務効率化とは、

インプットを減らすための施策のことを指す。


インプットの数値を下げることで、

生産性の向上につなげる。

施策の例として 

・人件費の削減。

・ITの導入による成果に直結しない業務の効率化。

・単純作業の機械化などが挙げられる。


お店の場合、

売上高が1000万。

人件費を含む経費
A→200万
B→250万
と想定すると。

Aの生産性→5
Bの生産性→4

この場合、Aの方が生産性が高くなる。

つまり、アウトプットに対して

インプットの数値が小さければ

生産性は高いということ。


なぜ生産性向上が必要なのか?

労働人口の減少が進んでいて、

将来(2060年)には2人に1人しか

働いていない状況になる。

そうなれば、今までの生産性では

経済、国を維持できなくなる。

日本の1時間あたりの生産性

OECD加盟36カ国中21位

G7の中では最低水準。

その為、少ない人数でいかに大きな成果を

つくるかが重要となってくる。

コロナにより将来訪れるべき時代が

早まったのは間違いない。

それでも、まだまだ海外に比べればITの

導入は遅れている。

急激に加速する時代の波に乗れるよう、

準備しておかないといけないなと思う。



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