本とツイート

ツイートと本では、本の方が読みやすいと感じる理由はなんだろうか。
まず当たり前だが、媒体として本の方が文字の情報量を多く載せられるので相手に情報を伝えるという点で圧倒的に有利ではある。ただここで言いたいことはそういうことじゃない。文章を読む側の読む準備ができているかどうかということなんだ。

例えば本は読む前にタイトルや目次に目を通す。だから読む前にそこに書かれる言葉を受け入れる準備が整う。一方でTwitterは個人が書いたものがバラバラと並ぶので、こちら側が受け取る準備ができていない状態で読むことになる。

端的にその文章が存在する文脈があるかないか、ということだ。

文章を読む前にその文章の温度感と自分の心の温度感を合わせられるか。
これが、文章が読み手の心にスッと入ってくるかどうかの分かれ目になる。

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