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#1〜#20 詩まとめ

20
つぶやきのあと
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#創作

#20 のりたまかける、しあわせを

アスファルトを歩きながら 今日のご飯を考える 闇夜に浮かぶ街灯がチラつき 切れかけの リビ…

きゆう
3年前
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#14 つぶやきの行方

このままではいけないのだろうか 何も、大きな変化は望んでいない ただ、春の陽の下で ブルー…

きゆう
3年前
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#13 浮かぶ涙の空模様

塵が積もると山になる 綿ぼこりのようなふわふわの塵も ぎゅっと押し込められると固くなって …

きゆう
3年前
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#12 やさしさをおくる

胸の中から飛び立つ白鳩の 青空に映える美しさに 淡くきらめく霧の塵屑が虹をつくる 青く輝く…

きゆう
3年前
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#11 バタフライ・エフェクト

明日があるということ それは まだ知らないあなたと出会えるということ 体感したことのない…

きゆう
3年前
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#10 蛙は大海を知らず、天の深さも知らずして

白いチョークを手に取って 真っ直ぐ伸びたものさしを使い 世界とせかいに線を引く 彼女の世界…

きゆう
3年前

#9 秋めく日々に

夜風に揺れるすすきの音 黄金に輝く月の光に 色を加える秋の虫 アスファルトを蹴りたてながら 雨を含んだ風の匂いに きょうの日々を振り返る 木からこぼれた金木犀が 地べたに宇宙を作り出し 在りし日の想い出を飾り立て 道端の黒猫の瞬きと 夜空に貼りつく一粒の 火星の赤が重なって 見透かされまいと背を向けた 裸足で踏んだベランダの 深夜3時に吐く息は 夜風に溶け込み消えてゆく 朝焼けの、明けの明星貼りつく空に すうっと腕を伸ばして掴む 潤んだ瞳からにじむ涙は 朝日をそっと

#8 満ちしるべ

じゃらじゃら じゃらら じゃら じゃらら ころころ ころろ しゅわ しゅわわ 波がうつ、波…

きゆう
3年前
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#7 手のひらを太陽に

息の仕方がわからなくなって 苦しくて、立ち止まって ずっと、足元を眺めてる 耳鳴りが脳味噌…

きゆう
3年前
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#6 夏草に眠る

硬く、踏み出した足元は わたしをわたしと受け入れない 跳ね返る勢いは強く わたしをわたしと…

きゆう
3年前

#5 まあるい穴のふさぎ方

心のなかにぽっかりと 白くてまあるい空洞ができている いつもそこから雨漏りするので それを…

きゆう
3年前
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#4 一時停止の必要性

真っ直ぐに向いていた視線は いつの間にかあげられなくなって スキップしていた足は もう歩く…

きゆう
3年前

#3 彼方への窓

口から口へ 蜘蛛の糸は細く細く上下する 耳から耳へ 燐の炎が幽かに揺れる 遠い遠い何処かの…

きゆう
3年前
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#2 かつ消え、かつ結ぶ

ゆく河の流れは絶えずして しかももとの水にはあらず そこにいた痕跡は 上から下へ消えてゆく 河の流れに飲み込まれ 行方は遥か遠くなる 確かにここに存在していた 何十億人の人々の かつては いま であった人々の 流れは果たして どこに向かうか 果たしてどこを 漂うか いま  ここに立っている いま は 足元を掬われそうになる急流か 優しく肌を撫ぜる静流か じゃぶじゃぶと泡立ち ちゃぷちゃぷと揺蕩う 遠く、見つめる先にあなたがいる ふと、振り返るとあなたがいる ど