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ボランティアに思うこと

震災からもう12年にもなるのですね。

あの時「何か出来ることを」

そう思って、チカホのチャリティーイベントに参加してスポーツ選手たちと一緒に募金を呼び掛けたりしました。


そんな中、東北出身の方で、お寺に避難している子供たちに何かを送りたいとのお気持ちを聞いて悩んだのが我が家に合った沢山の絵本たち。

子供が小さい頃に毎月毎月定期便で届いた絵本の数々で、一緒に泣いて笑って何度も繰り返し読んだ思い出の詰まった絵本たち。一冊一冊にわが子の姿が思い出として張り付いています。

やがて孫が遊びに来たときに新しい思い出を重ねようと、とても大切にしまっておいた私にはとても思い入れのあるもの。今となっては廃盤になってしまった絵本もあり、金額にして15万近くはあったと思います。

でも、心に大きな傷を抱えて避難生活を送る子供たちに少しでも笑顔になってもらえるなら・・・と送ることを決心しました。私には大決心だったのです。


「お寺を教えてもらったら直接送りますよ」と伝えましたが、「取りに行きます」とのこと。取りに来た時に絵本を見て「きれいですね!我が家に欲しいくらいです。」などの言葉を残してその後は音沙汰無かったのです。

どこに届いたのか?ちゃんと届いたのか?さえ分かりませんでした。

チャリティやボランティアは奉仕の心だけど。見返りは求めない。だけど、やっぱり報告くらいは欲しかったかな…と心のどこかに今でも引っかかっていて、ふっと思い出すんです。本当に持ち帰られたんじゃないか?なんてね。
私の心が狭いのかな?

「ありがとう」の一言で気持ちよく次のボランティアに繋がっていくのにな…


いや、でもね。お節介おばさんは不滅です😌


ピクルス屋さんを初めて防災食にピクルスをお勧めしているけど、実はかなり本気で思っています。

避難所や車のような狭いところで過ごしたり、おにぎりとパンなどの食事が続いたり…そんな環境で過ごす人にすごく必要な栄養がピクルスには詰まっているから。


2019年8月にオープンしたPickles Lab Hokkaido。すぐにコロナが流行りはじめ街はロックダウン。医療従事者のひっ迫した状況がテレビから流れてくる。忙しい医師はカップヌードルをすすっていた…

それを見て、いたたまれずにピクルスを3カ所の病院に届けました。
焼け石に水のようなただのお節介ですけど。食べてもらえたと信じてます。(笑)

ちなみに1カ所はお礼状を頂けてやっぱりうれしかったし、もう一カ所は受領書を送ってくれました。


どちらもほぼ誰にも話していない出来事なんだけど、一度だけ、ここに残しておこう。


それより、毎日の小さな親切を心掛けたいですね。

携帯ばかり見て歩いて助けを必要とする人がいるのに素通りしないように!!!

この話はまた(^^)/

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