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THE INTERNET

The Internetってバンド。2018年に出したアルバムが良すぎて一時的にどハマりした。洒落た音楽教えてと言われたらこれを答えることはや2年…

という前置きは置いておいて、本日は昨今話題にあるインターネットについて書いていこうと思います。

メッセージ性は ZERO(私の高校時代のあだ名)ですが、貴方のインターネットライフに思いを馳せて読んでいただけたらと思います。

何故この様な話題を選んだか?
ポストパンデミック?5G?の世界に突入する(既に突入している?)中で、今一度自分とインターネットとの関わり方を紐解いて再確認したいと思ったからです。


◼️インターネットに始めて触れた日

自身が始めてインターネットというものに触れたのは、恐らく小学校4年生の頃、社会科見学でDocomoの割と大きめのオフィスに行き、iモードの体験をした時である。

初めて見る携帯(PHS)に大変興奮しながら、週刊少年ジャンプのHPにアクセスしたり、着信メロディをダウンロードするといった貴重な体験をさせてもらった。それだけ。

ちなみにiモードは2026年3月31日にサービスを終了するとのこと。
これもまたSoftBankユーザーの私には無縁の話である。

◼️家にパソコンが来たぞ!

これは確か小学校5年生の頃の話。父親(あつよし)がNECのデスクトップを買ってきた。よく分からないがブチ上がった。Windows98。

父親(あつよし)って毎回打つのがかなり面倒だからもうユーザー辞書登録しました。”ち”でスペースを押すと父親(あつよし)が出てくる様にしています。

僕は付属で付いてきたVirtua Fighter(tがないのは間違いじゃないです。バーチャファイター)をやり込む日々が続いた。
やりすぎてキーボードがピカピカ?ペタペタ?なんて表現して良いか分からない質感になり文字が消え、父親(あつよし)の作業効率を著しく低下させたのは言うまでもない。

その他は謎のミニゲーム。ボーリングや森の動物たちと競うホッケーゲーム、マインスイーパー。マインスイーパーはルールが分からず、ワンクリック目でBANされなければ勝ちというルールを勝手に作っていた。

◼️自分の部屋にPC

中学生になり父親(あつよし)の部屋を勉強部屋という名目で受け継いだ私はPCを占領し、日々インターネットの世界に入り浸る様になっていった。

何をしてたか?最初は友達とEメールをするのが主だった。中学に入ると親の携帯を使ってメールし始める友達がぽつぽつと現れる。

帰宅して宿題を終えてPCの電源ボタンを入れるのが毎日楽しくてしょうがなかった。ちなみに初めて告白したのもPCのEメールだったな…中2の冬。忘れもしないノスタルジア。

◼️ネット掲示板

中学生という青春真っ只中の時期、そのぐらいから
・不良になる友達
・部活に全てを賭ける友達
・音楽に夢中になる友達
・勉強に勤しむ友達
・オタク文化に入り込む友達

今後の人生を大きく左右する大枠のレールに乗っかり始める時期である。

私の場合は、音楽に夢中になる分類にカテゴライズされる。

不良にはなれなかった。

少しだけ太い違反ズボンを履き、”仏恥義理"の裏ボタンを付けるだけである。

学ランのボタンはなぜか高校生の先輩のものを付け、髪はギャツビーのジェルを大さじ2杯ほど神に練りこみ、パイナップルの様な髪型で登校していた。
カバンはSUM41のトートバッグ。

バックプリントに陰と陽のマークがデカデカとプリントされたキムタク直系のサーフブランドのTシャツを着て、それをカッターシャツから透かすことにとてつもないカッコ良さを感じていた。マックハウスで買ってもらった。

それは良いとして、先ほど、オタク文化に入り込む友達を挙げたが、僕の周りにもそれにカテゴライズされる人たちが出てきた。

あの頃はオタク文化がここまで大衆化されているものでもなく、彼らもそれが分かったいたのか隠れキxxxンの如く学校では何食わぬ装いをしていた。

大人しい奴らだけどすごくユーモアがあって自分は好きだった。パソコン関係の知識や独自の歪みあげたネットリテラシーは彼らに教わった。

その頃インターネット上で夢中になっていたことは、”掲示板”である。

今の5ch(当時は2ch)を代表とするインターネット上の掲示板である。

2chについてはそのオタク系の友達に、お前にはまだ早い、多分Virusまみれになるから辞めとけと言われ、立ち寄りもしなかった。

当時キャスフィという全国の学生向けの掲示板があった。
毎晩の様に顔も知らない何歳かも分からない人達と会話を楽しんでいた。

ハイスタやゴイステの話ができる唯一の場でもあり、覚えたての頃は毎日の様に新規スレを立て、注意されたこともあった。

お絵かき掲示板でネット上のツールで横山健の1stのジャケをもしたモノを描いて投稿もしていた。

本当に色んな人がいた。日本海しか知らない山陰地方の少年は、一気に太平洋、しかもアメリカ側に投げ出された気分だった。

因みに太平洋は英語でPacific Ocean、さらに蛇足で小島よしおのオッパピーはOcean Pacific Peaceの頭文字でOPP。太平洋に平和を。特に意味はないらしい。この記事で一番有益なパラグラフね。はい。

どれだけ色んな人がいたかと言うと

・中学生なのにヤクザと付き合っていて「セックスよりもキスの方が愛を感られる」と名言を残した名前も分からない女の子。

・大学生の彼氏が毎日学校まで迎えにきてくれると言う当時女子高生の東京のお姉さん。

・バイクで校舎に突撃したと豪語する同い年のクレイジーマザーファッカー。

他にもたくさん居た。嘘か本当かは分からないが当時の僕はこの頃から、東京はやばい、輝いている、様なことを考える様になった。刺激が強すぎた。

大人になって耳にした言葉、『TOKYO,BIG CITY OF DREAMS』はその頃の感情を端的に比喩しているなと今この記事を書きながら思った。

その掲示板では中学生高校生が混在するカテゴリもあり、そこで知らない人に色んな事を教えてもらった。進路や恋愛についての相談もした。
応援もしてくれた。 

学校の友達以外にも友達ができた感じがして、めちゃくちゃ楽しかった。

受験シーズンになり、その辺のタイミングで掲示板から足を洗った。

◼️前略プロフィール

前略プロフィールも当時作成している。

社会人になり自分のHNを検索するとそれは残って居た、直視できない程の酷い内容だった。パスワードも分からずに消せない…でも一つだけ分かったプラスの事もあった。

今の自分はこれを作成した10年前の自分よりは少なからず成長してると言うこと。私の前頭葉はその頃から比べるとかなり発達している。

その後月日は経ち2016年9月30日、前略プロフィールはサービスを停止した。みんな、安心してくれ。

◼️学校掲示板

高校生になると、携帯を持ち、更ににインターネットが自分の生活に入り込んでくる。と言うかもうその頃は生活の殆どをそれに支配されていた。

モバゲー、魔法のiらんど、キリ番、相リン、Real(PASSあり)、歌詞画像、着うた掲示板、「エロ動画だと思っただろう?残念!違うんだよ馬鹿野郎しね!」のフェイク動画、

懐かしいワードを羅列したが、今回は高校の掲示板にでそこで大ゴケをかましたエピソードを書いて終わろうと思う。

学校別の掲示板、この頃から今のSNSにおける誹謗中傷問題の大元になるものが生まれて来たと考える。

それまでのネットは、特定の”荒らし”と呼ばれる人たちが、個人情報を晒したり、ネット上で喧嘩したりと、まあその辺のオタク同士で何かやってるなぐらいにしか思うことがなかった。

学校掲示板が流行り始めた頃から、晒される人や誹謗中傷される対象が、自分の知っている人、自分の生活圏内レベルでの範囲になった。

閲覧する人も誹謗中傷する人も、多分知り合いだ。友達も先生も誹謗中傷の対象になり、自分もいつか書かれる日が来るのかとビクビクしていた。

気になるから毎日閲覧する。でも100%楽しい訳ではない。何か雰囲気が違う。

今までネット上で出会って来た”ちょっとパソコンやネットが好きな人達”じゃない。言い方悪いけど自分からしたら一般人、急にこのバーチャルに入り込んだ人達。

何にでも言える事だが、アンダーグラウンドにて、めちゃめちゃだけど今まで絶妙なバランスで成り立っていたモノが、時代の背景もあり陽の光を浴び、入り口が広くなる。

そこに敷居が低くなったと勘違いした人達が滅茶苦茶に踏みつけ本当に敷居が低くなってしまい、大事なもモノが薄れたり消えたりしていくことがある。

もちろん認知度やお金の面での凄まじい目に見える益もあるが、バランスが崩れやすくなり、弊害も多くなる。

最近の話で言うと、Twitterにおいて一番それを痛感する。
とんでもない奴らが何処からか現れ、彼らは想像力が低く物事の解釈が上手くできない。

ユーモアもないし冗談も通じない。そこにコロナも重なり大爆発といったところだ。いたたまれないと言うか、昔はよかったよなと思わざる終えない。

更にはTekashiのようにヘイターを栄養源として成り上がる者もいる。彼に噛み付いたところで養分にしかならないのだ。

冒頭にも書いたが、ポストパンデミックと5Gに普及により、インターネットがより一層、と言うかリアルそのものになる気がする。

人と直接会う機会が今までと比べて確実に減る。

回線を通して発する言葉への依存度が増化する。

もう少し想像力を働かせて生きていきたい。勿論人を傷つけないためにもだし、自分が損をしない為にも。

人の数年前のツイートをあぶり出し、今と意見が違うなどと言ってくる人すらいるのだ。

意見が変わることなんて当たり前である。

前略プロフや数年前のmixiの日記の文面を見てもそれは実感した。
変わらなければそれはそれでヤバいことなのである。(話のレベルが違うので比較はできないかもしれせんが)

改良が必要な部分と大事にしておきたい部分を見極めて生きていきたい。

と、少し自分なり意見を書いてみましたが、これも数年後に読んだら恐らく赤面モノですね。


あ、忘れてました。切り替えてください!制服着てた頃思い出して読んでね!

高校掲示板で大ゴケした話…

学校掲示板内に投稿されていたURLを飛ぶと、謎の占いサイトに飛んだ。

あなたとあなたの好きな人の名前をフルネームで打ち込んでください。

打ち込み、結果を占うのボタンを押す


僕と意中のあの人の確率、何%だったと思いますか?

なんと…


残念!あなたの好きな人バレちゃった!の文字…

最悪の出来事、自分と名前とその好きな子の名前がリスト化されて占いサイトに晒されたのだ…

更に、動揺した僕が次に何をしたか?

入力ページに戻り、なんと友達の名前と自分の好きな子の名前を書いてリスト化させ、偽装工作したのです…今でもなんでそんなことをしたのか分からない…

更には、たくさん投稿して自分の名前をページの下部に下げて埋もれる様にしたら良いのでは無いかと思い、適当な芸能人の名前を入れて自分の名前になかなかたどり着けない様にした。

友達を真っ先に売るというスニッチ行為。Tekashi69もびっくり。ものの1分足らずの出来事。

この日のことは今でも忘れないし、人を売る様なことは二度としたくないと痛感した。性悪説。肝に銘じるぜ。


そして次の日ほど学校に行くのが嫌な日はなかった。


ある友達が、なんとも言えない表情で私を見てきた。私の名前を呼び意味深な微笑みをかましてくれた。
間違い無くコイツは昨日の事を知ってるなと思い、自分もなんとも言えない挨拶を返した。

幸い、その占いサイトのリストは学校掲示板と連動されていないのが救いだった。

その友達が何も言及してこなかった訳がお分かりであろうか?

そう、彼もまた、僕と同じ被害者だったのである。

ネットは怖いよ。

それではまた。

ちなみに、僕が偽装工作のために名前を書いた友達は何も知らずに爽やかにおはようと言ってくれました。

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ゆうた「AIになんて負けない!」







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