肖像のようなものとやや長いキャプション

1930年代。世界恐慌の嵐、抑圧された人々、憧れは銀幕の女優たち、ファッションは懐古的なニュアンス、そして社会には保守的な雰囲気が再来する。
そういう気分は現代にも存在しているんじゃないだろうか。イマイチ不景気で、人々はちょっとした不安と不満を抱えて、まだまだ社会は保守的で、人と違うことが少し怖いようなそんな世の中だけれど、でも、私たちはそれを不自由な時代とは捉えない。
昔ながらのスタイルでも、その中に自由を見出すような新しい女性の強さ、しなやかさ。柔らかなフェミニズムがここにあるような気がする。

The 1930s. The storm of the Great Depression, endured people, silver screen actresses as admirers, nostalgic nuances in fashion, and the return of a conservative atmosphere in society.
These moods are present even today, I think. The economy is not good, people are a little anxious and dissatisfied, society is still conservative, and it is a little scary to be different, but we do not see this as an inconvenient time.
We don’t see it as a time of inconvenience. We see the strength of new women who find freedom in the old-fashioned style. I feel there is a flexible feminism here.

Photo by Shioli 
Hair&Makeup by Wakana.T
(Model ヤマモト・カレン）