短編 | 童心'90.🧔&👩💗

(1)オフィス🏢にて。

　おなじ職場ではたらく彼🧔と私👩。仕事おわりが待ち遠しい。５時まで、あと30分かぁ。私は時計をさっきからチラ見している。

　５時はまだか。今日の仕事はもう完了している。時間になったら、すぐにオフィスを抜け出すつもり。

　次に、時計から彼のほうに視線を向ける。彼もやはり時計を気にしている。

　あんまり時計と彼のほうばかり見ていると、上司になにを言われるかわからない。仕事をやっているフリをしなければ。「暇そうだね。じゃあ、ついでにコレやっといて」な～んて言われたら、やなこった。

　また、時計をチラ見する。４時50分。５時はまだか。いけない、いけない。仕事してるフリに専念しなければ...

　資料をみて、なんかに打ち込んでいるフリ。デスクの書類をきれいに並べるフリ...

　もうそろそろ５時かなぁ、とまた時計をチラ見する。

　ゲゲゲっつつつ。４時55分！？
　時計が壊れてるんだろうか？いや、秒針が動いている。壊れてはいない。

　いけない、いけない。仕事のフリをせねば... ...

　さすがにもう５時だよね、って思ってまた時計に目を向けた。

　うぉーーー。４時58分かぁーーー。
まだ２分も残ってるやんけーーー。

　🎵はーやく来い来いお正月🎵
の代わりに
🎵はーやく来い来い５時終了ーー🎵
と口ずさみたい気持ち。

さっすがにもう５時だよね？、とまた時計を見た。

げっ❗４時59分32秒‼️
あと28秒かぁーーーー😱。

仕事のフリ、ラストスパート🏃‍♀️💨

🎵走る走るオレーたーち😎🎵
🏃‍♂️　　🏃‍♀️　　🏃　　🚙💨

ふぅ😵💨
ふふふ😄、やっと５時になった。
ルンルン💃

(2)やったー。仕事おわり🎵

👩「どこあそびに行く❔」

🧔「やっぱり、公園だよね❗」

👩「みんなD.I.S.C.Oのお立ち台💃にのって、楽しそうなんだけど」

🧔「あんなの、なにが楽しいんだか」

👩「そうかなぁ、楽しそうだけど」

🧔「今みたいな経済がつづくわけないね。貯金しておいたほうがいいよ」

👩「そうかなぁ。お給料も上がってるけど」

🧔「かつてオランダでは、チューリップ🌷の球根ひとつで、馬車１台が買えたとかいう話。まぁ、例えば、今の日本で、チューリップ🌷の球根ひとつで、フェラーリ１台が買えるみたいなお話。聞いたことないかい？」

👩「いつの話？」

🧔「歴史上の話。今の日本は、その頃のオランダにソックリなんだよね」

👩「な～んだ。おとぎ話か」

🧔「まぁ、いいや。公園のブランコってたのしいだろ😃💕」

👩「まぁ、嫌いじゃないわ。行きつ戻りつ。でも、ただのケチじゃないよね」

🧔「これからのためさ。まともなのはオレだけなんだよね。２年後か３年後には、オレたち、会社、クビになるかもしれない」

👩「そうかしら」

🧔「そうだよ、きっと」

👩「信じてる。今まであなたの言ったこと、ハズレたことないから...」

🧔「ありがとう。ブランコして、そのあと、砂場でお城をつくってあそぼう❗」

👩「ふふふ😄。わるくないね😃」

🧔「ははは😊」

フィクションです💗