ロシア語を転写すると、単語がある程度類推できること。
ロシア語を学習しておよそ2ヶ月。
ペラペラに話すことは無理だと思っている。
しかし、ロシア語で書かれた新聞や本は少なくとも何が書かれているかは理解できるようになりたい。
ロシア語🇷🇺初心者🔰の私でも、英語の知識を利用すれば、分かる単語がある。
スラブ系のロシア語も、ゲルマン系の英語も、インド・ヨーロッパ語族に属するから当然と言えば当然なのだが、わかるロシア語があるのは嬉しいことだ。
全くロシア語を学習した経験がない人でも、高校生程度の英語力があれば、キリル文字がどのラテン文字に相当するかを覚えるだけで、ロシア語の単語がある程度わかるようになる。
転写(transliteration)
=ある言語表記を、別の一般的な表記方式で書き換えること。
(広辞苑)
a=а、б=b、в=v、г=g
д=d、е=е、ж=zh、з=z
и=i、л=l、н=n、п=p
p=r、c=s、у=u、ф=f
x=kh、ц=ts、ч=ch、ш=sh
щ=shch、э=e、ю= yu
я=ya
左辺がキリル文字、右辺がラテン文字(英語のアルファベット)である。
機械的にロシア語の単語をラテン文字に置き換えてみる。
банк = bank
баскетбол = basketbol
[ basketball ]
аппарат = apparat [apparatus]
апрель = apreli [ April ]
кабинет = kabinet [cabinet]
музыка = muzika [music ]
転写してみると、どこかで聞いたような単語に変わる。
英語と全く異なるものは多いが、転写してみるだけで大分英語に近づくようだ。
ロシア語のように転写するとよくわかる単語か多いのには、「ギリシャ語」がある。
αを「a」、β=「b」のように、転写するとギリシャ語も少しはよく読めるように思われる。
記事を読んで頂き、ありがとうございます。お気持ちにお応えられるように、つとめて参ります。今後ともよろしくお願いいたします