もう3月が終わる
毎年のことながら、年が明けたと思ったら、気がつけばもう3月が終わる。早いものだ。今年はもう4分の1が終わることを意味するのだから。
何もやっていないわけではないが、何もしていなかったような気がするから不思議だ。
そしていつの間にか、また3ヶ月が過ぎる。6月も終わり、今年はもう半分終わってしまったのか、とまた思うことだろう。
その前に、4月には誕生日がやってくる。そして、もう人生の半分あるいはそれ以上が終わったんだなぁと思うことだろう。
とくに体力が落ちたとは思っていないが、あと何年寝たきりにならず動けることだろう。
去年も確か同じようなことを考えていた。時間とは、生から死まで一直線に進むはずなのに、季節がめぐるというような循環的な時間もあるおかげで、毎年同じところをぐるぐる回っているだけのような気もする。
たぶん、同じところをぐるぐる回りながら、一直線に最期に近づいていくのだろう。
循環するにせよ、一直線に進むにせよ、いったん動き出した時間は、逆回転することもなければ、逆戻りすることもなく、定められた方向へ確実に進んでいく。
楽しかったことはすぐに消え、悲しかったことだけが蓄積する人生はつらいことが多いが、何もないよりも、「つらい」という感覚を覚えただけの人生にも意味があったと思いたい。
記事を読んで頂き、ありがとうございます。お気持ちにお応えられるように、つとめて参ります。今後ともよろしくお願いいたします