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暖房器具が壊れる…冬…つらいよ。

北関東地方都市宇都宮にある我が家は、冬の朝晩、かなり冷える。
さらに、東京ガスの範囲外だったうえにプロパンガスが嫌だったので、家を建てる時、石油給湯にした(当時オール電化はまだ高く、今ほど充実してなかった)。

🍊メインの暖房器具は

家を建てた時に、床暖にしようか悩んだ。
しかし、石油給湯に決めていたので、ガスの床暖は無理。

電気の床暖だと金額が高くなる、家を建てた20年前は石油価格が安かったということもあり、外のボイラーで燃焼し、温風を家の中に入れる「石油温水暖房システム」という暖房設備を取りつけた。

***

しかし、そのボイラーが家をたてて15年ほどたった3年前にご臨終となった。

どうする??どうする??

その時は、「普通の石油ファンヒーターにしよう」ということになった。
しかし、わが家の1階は仕切りがほとんどなく、1階と2階の境目もほぼない、ものすごい広い吹き抜けとなっている…。

ということで、トヨトミの「遠赤外線ファンヒーター 18~24畳用 ブラック LR-680FB」を購入した。


🍊そして、今年…。再び暖房器具が…。

3年たった今年令和2年正月。

そのトヨトミの遠赤外線ファンヒーターをつけたら…

ん?ん?

くさい。変な音がする。そしてエラー表示!!!

たしか、去年もこのエラー表示が出た気がする。
そして、どこかを掃除したら直ったって、旦那が言ってた…気が…。

スキーヤー一家の我が家。
たまたま、年末年始にかけて、うちの旦那はスキースクールの寮に泊まっていた。

私は、年始に実家に帰るため、家にいた。が、長男発熱のため、実家にもいかれず、年末年始はずっと家にいた。

ということで、どうにかしてみるか。
まず、インターネットでE-2というエラー表示を検索してみた。

「表示の意味」
・点火安全装置が作動しました。
・(燃焼部にシリコーン酸化物が付着しました。)
「処置方法」
・しばらく待って、電源プラグを差し直してから、再点火してください。
・油受けざらに水やごみが混入しているときは取り除いてください。
・修理が必要です。お買い求めの販売店まで「デジタル表示」
(エラー表示)などをご連絡ください。

となっていた。

修理が必要です。

だけは、避けたい。まずは、1番目の「しばらく待って、電源プラグを差し直してから、再点火」を実践。

結果は同じ。くさい。点火せず。エラー表示再び。

次に2番目の「油受けざらに水やごみが混入しているときは取り除いてください。」

油受け皿とは、どこだ!?これもネットで調べてみる。

そして、石油タンクの下のお皿だということが判明。
そこをゴシゴシと掃除してみた。

結果は同じ。くさい。点火せず。エラー表示再び。

くっそ。ダメか。寒い。
エアコンの暖房にしたけど、吹き抜けの大きな広い部屋は暖まらず…。

旦那に電話してみた。去年、どこを掃除した?

答えは、油受け皿‥‥。
ああ、やっぱり。去年は復活したけれど、今年はダメダメ…。ダメダメダメダメ…。

🍊そこへ救世主現る!

悪戦苦闘していたその時、同居している義母、ばぁばが登場!

「このテーブル、こたつでしょっ??」

いや、それは知ってる。こたつの遠赤外線ついてるのも知ってる。
でも、こたつにすると、子どもたちがいろいろなものこたつに入れちゃうし、ゴミ溜めになるから使わないでいようね。って買った時、決めたんだよね(新築した時に買ったから、購入18年くらい)。でコードをどこかにしまったか、なんかで見つけられない記憶が。

「そのコードがどこか行っちゃってるんだよ」と私。

「パパもそんなこと言ってたけど、入ってるはずだよ。テーブル板の下に」

と、つかつかとやってきて、ネジを緩め、上のテーブル板をはずした。

「ほら!あった!!」

えぇぇぇぇぇぇ~っ💦あった??

本当だ!本当だ!コードがこたつテーブルと上のテーブル板の間の小部屋に「ずっと私ここにいましたわよ」的な顔して、収まっていた。

でも、つくかな~?

なんせ、20年弱の年代物。つくか?こたつ。そっとコンセントをいれ、プラグを差し込んでみる。

おそるおそる遠赤外線をのぞいてみたら、おっ。赤くついた!

こたつ布団などないから、いそいで毛布を掛けてみた。

あたたかい♡

エアコンとこたつでとりあえず、しのげる…ばぁばありがとう。

🍊しかし、こたつもご臨終。

何十年ぶりかで、こたつの暖かさを知ってしまった。

そして、そこから抜け出せなくなった。

が、夕方になってきて、ん?なんか暖かくない。

プラグを抜き差ししても、スイッチを入れたり切ったりしても、もうすっかりうんともすんとも言わなくなった、こたつの遠赤外線ヒーター部分。

せっかく、暖かかったのに。

それでも、テーブルにかけた毛布の中に足を入れて、エアコンをつけていれば、少しはましだった。

🍊小さいファンヒーター登場

旦那が帰ってきた。
「修理出さないとダメみたいだな」といった。

そして、こたつを見て、「お、こたつ。コードあったのか」。

でも、ほんの数時間ついて、ご臨終です…。

とりあえず、普通サイズの石油ファンヒーターがあるから、それを使おう。と出してきた。

あ、暖かい。でも、そのファンヒーターの周りだけ…。
なので、そこの前の人口密度が高くなる。

その夜、再び、旦那はスキースクールの寮泊の人となった。

🍊それでもこたつが諦めきれない…

ふと、思いついた。というか、思い出した。

カインズホームとかのホームセンターで、見たことがあったじゃない!

「こたつのヒーター部分だけって取り換えられるんだな」って思ったじゃん。そういえば。

すかさず、検索。時は、1月3日。

あった、あった。楽天にもAmazonにも、たっぷりあった。
金額は、3000円代~2万円ぐらいまで、さまざま。

でも、サイズはどうなんだろう???

もう私は検索王ですから、検索しますよ。
そうしたら、取替ユニットのサイズはほぼ29㎝×29㎝とのこと。

定規もメジャーもなかったけれど、ほぼほぼ30㎝弱であろうと目測。
(おおざっぱ( ;∀;))

次は、壊れたユニットを外してみた。

ネジをぐるぐると回して、私でも簡単に外せた。

次。購入したいヒーターユニットを探す。そして、その取り付け方を読む。
「工具必要なし!簡単に取り付けられます」的な説明文あり。

念のため、カインズホームのホームページでも確認。
楽天市場に一番安いものがあったが、こたつ用取替ヒーターユニットは、全て送料がかかるものばかりだった。

その点、Amazonは送料無料で合計するとAmazonが安い。
何より、次の日配達はAmazonだけだった。

なので、Amazonでポチっ。

🍊ついに”こたつのある生活”がやってきた

4日は、スキースクールイントラの仕事があったので、スキー場に行った。

帰ってきたら、こたつの取替用ヒーターユニット様が我が家にやってきていた。

早速箱から出し、壊れたヒーターユニットを外した空いているポジションにはめ込んでみた。

ピッタリだった。

つぎのドキドキポイント、ネジの位置である。

木枠に差し込み、若干の微調整をしながら、ヒーターユニットのネジ部を探った。

あった。はまった。1個目終了。
つぎ、となりのネジ穴へ。

反対の面にしてみた。
ネジを差し込み、本体部分のネジ穴を探す。
1ヵ所ついているので、可動範囲が限られている。このなかで探す。

あった!はまった!!

という感じで、全てのネジを取り付けることができた。
毛布2枚のこたつが完成した♡

🍊ここまでくると、こたつを完成形にしたくなる

やはり毛布だと、いくら2枚でも暖まりが弱い気がしてきた。
もう、ここまでくると、検索王は検索の手を緩めない。
「こたつ掛布団」で検索した。

うちのこたつは、もともと座卓として購入していたので、長方形である。
なので、正方形を間違ってポチっとしないよう気を付けた。

お、こちらも値段がピンキリ。

安いのがあった。2000円代のものもあった。
これでいいか。

とりあえず、全部見てみよう、と思った。

また一つ、ステキなのに安い。2000円代。

***

んんんん???なにかがおかしい。

よく読んでみた。

こたつかけ布団カバーだった。

おおおおお、最初にチェックした2000円代の布団もカバーか??確認した。


(/・ω・)/ カバーだった。

あっぶね~。カバーだけ買うところだった。
商品届いてガッカリするところだった。

気を取り直して、カバーでないことを、長方形であることを確認して今度は楽天市場で購入することにした。

なぜかというと、種類もたくさんあった上に、2000ポイントぐらい楽天ポイントがたまっていて、さらにこたつ掛け布団は送料無料だったから。
完璧な正しい「こたつ」の姿が我が家のリビングにおさまった。

🍊冬支度完璧に

そうして、わが家はこたつのある家になった。

こたつがあれば、一般用の石油ファンヒーターでも十分暖かく過ごせることに気が付いた。

そのころ、E-2が出てしまったトヨトミの24畳用遠赤外線ファンヒーターは、修理見積に出されていた。

「壊れた原因はホコリです。今の使い方ではすぐに壊れます。今以上に掃除しないと無理です。修理代は25000円です。どうしますか?」

と旦那からメッセージがきた。

私のせいか。掃除しない私のせいときたか。

でも、もう私はもう”こたつのある生活”のとりこになっていたし、今の環境に満足している。だから、修理は no thank you~🎵

🍊こたつのある生活満喫

こたつのヒーターユニットつき座卓が、19年の年月を経て、本来の姿をとりもどし、威力を発揮している。

「こたつにすると、生活がダラダラとなるし、子どもが中にお菓子とかいれるといけない。」という理由で、こたつとしての姿を与えられていなかったわが家の座卓。

しかし、結果的には、こたつがなかった時の方が、みんな寝っ転がり、それぞれにブランケットにくるまり、そのままブランケットを放置し寝室に行き、リビングはぐちゃぐちゃのブランケットと、蹴飛ばされて奥においやられる座卓。という汚い光景だ。

座卓がこたつの姿を取り戻した今、寝転がりはするが、奥に蹴飛ばされることもなく、ブランケットがぐちゃぐちゃに放置されることもない。

いってみれば、今の方がリビングが落ち着いているといえよう。

***

あ、ちなみに、「こたつのヒーターユニットが壊れた時、ホットカーペットの上で、座卓にこたつ布団かければいいじゃん」と思ったあなた(^^)/

実は、去年ホットカーペットも断線し、スイッチをいれても暖かくならなくなり、今年の冬を迎えていたのでありました。チャンチャン🎵

しかーし。こたつの威力は計り知れない。

24畳用の遠赤外線ファンヒーターは石油を使う量が半端ではなく、一般用石油ファンヒーターになったおかげで、石油の省エネができ、ホットカーペットも使わない、エアコンも使わなくて済むようになった。

そして、なにより、家族みんながこたつにヌクヌク入って、暖かい団らん。


”こたつのある冬の暮らし” サイコーっす。






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