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融資を断られても諦めない!

銀行からの融資は当然ですが100%借りられるわけではありません。審査次第では減額(借りたい希望の金額よりも少ない金額しか借りられない事)になったりもっと厳しい時は0円回答(1円も借りられない)もあります。

そんな時も諦めたらダメです!

僕がコンサルさせて頂いた会社は地元の銀行に融資を申込0円回答でしたが最終的に2,000万円の銀行融資を得る事が出来ました!

今回はその事例を振り返りながら「銀行融資は断られても諦めたらダメだ!」という熱い想いを語りたいと思います!


1.初めての銀行融資申込。撃沈。

A社は売上高3,000万円、営業利益&経常利益200万円の整骨院。運転資金として1,000万円の申込。社長は「利益200万円出てるし他に借入もないから大丈夫だろう。」と簡単に思っていたらしいのですが銀行の担当者から言われたのはまさかの0円回答。

理由を尋ねると「保証協会がダメだって言うんですよ。業種的にも運転資金は不要でしょう、と。銀行としては融資したいんですけどね~。」

これだけ言われたらしいです。

これがA社の初めての銀行融資申込でした。その2ヶ月後、僕はお客様から紹介されA社のB社長と出会いました。

2.事業計画と資金計画

僕がA社のコンサルになり最初に取り組んだのは事業計画と資金計画という2つの計画書作りです。

事業計画は今後10年間の売上や利益、資産や負債、財務分析の各数値やキャッシュフロー計算書の推移予想といった定量的な情報と今後どのような事業展開を考えているのか?社長や会社が実現したい夢、想い等の定性的な情報を沢山盛り込みました。

資金計画は事業計画内の売上や利益を実現した場合の資金の推移、事業計画の目標や夢を実現する為に必要な資金とその調達方法等を記載したものです。

この2つの計画書には【財務コンサルタント・ぴあそ】流の書き方をこれでもか!というくらい使ってます。これについては機会があれば書きたいと思っています。

この2つの計画書を作りあらためて運転資金の必要性を感じ、再度銀行からの資金調達にチャレンジする事になりました。

3.銀行はたくさんある!

会社近くの某信用金庫に融資の相談に行くことになりました。最初に融資を断られた銀行はA社が会社設立時から預金取引を行ってきたメインバンクでした。

売上代金の入金、従業員の給振口座、各種定期預金、代表者個人の住宅ローンや投資信託、各種カード(銀行のノルマの為に付き合いで作ったカードばかり)等、かなりの付き合いをしていました。ですが融資は断られてしまいました、、、。

銀行融資を断られると「借りられないんだ、、、。」と諦める経営者が意外と多いんですが、銀行はメインバンク以外にもたくさんあります!本当に必要な融資なら他の銀行に相談するのは当然アリですし、そうすべきです!

4.0円回答⇒2000万円調達!

A社は某信用金庫に1,000万円の融資申込。某信用金庫はメインバンクから融資を断られたA社に対し500万円の融資をしてくれました。半額の減額融資ですが0円⇒500万円資金調達出来たというのはA社とって大きな一歩でした!

メインバンクに融資を断られた時と某信用金庫で500万円融資を受けた時の違いは以下の通りです。

  • 資金計画&事業計画を作成した

  • 融資担当者にアポ取りして訪問した

  • 銀行との交渉対策をしっかりした

以上3点だけです。某信用金庫の担当者から「融資の申込でここまで準備してくる社長は珍しいですよ!」とかなり驚いてたらしいです。

某信用金庫からは最終的に1年間で2,000万円の融資を受ける事が出来ました。(最初500万円⇒半年後500万円⇒1年後1,000万円)

5.今回の事例のポイント

今回の事例のポイントは、

  • しっかり準備して融資申込を行った

  • 減額融資後も銀行とのコミュニケーションをしっかり行った(月1回は社長自ら訪問、支店長や担当者に会社の現状報告を行った。また融資を受けた500万円がどのように使われ会社にとって良かったかも説明)

この2点のポイントをしっかり押さえた結果、今までほとんど取引のなかった某信用金庫から2,000万円もの資金調達が出来たのです。

6.A社のその後

無事2,000万円もの資金調達が出来たA社は手元資金が潤沢になったことにより新たな人材確保、店舗拡張など事業への投資が今まで以上に出来るようになり、結果として売上高1.8倍、利益1.5倍になっています。

また、増えた利益をしっかり現預金に留保し現預金残高も順調に増えています。

7.まとめ

A社の事例でも分かる通り、融資を断られても決して諦める事はありません!ただし銀行も暇ではありません。より良い会社に融資をしたい!という本音があります。

だからこそしっかり事前準備を行い銀行との融資交渉に臨むことによって銀行側から「この会社に融資したい!」と思われるようにしましょう!



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