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ピアノ演奏🌟ちゃんちゃこ「空飛ぶ鯨」[テイク3]

この曲を練習し終わってピアノを閉じたら、別の部屋に居た旦那さんがやって来て、
「今の曲、何? 頭の中でグルグル回って離れないんですけど!」
だってさ!
ビックリ仰天!もう驚き!この曲を知らないのーーーーーー!?????
いったいアンタは日本のどこに潜伏していたんだーーーーーーー!?????
あ~、この人は、子どもの頃はクラシック小僧だったんだよね~…。
子どもの頃に出会っていなくてよかったね(私にコテンパンにいじめられていただろうからね~)。
旦那さんは、アース・ウィンド・アンド・ファイヤーの「宇宙のファンタジー」の衝撃によって、ブラックコンテンポラリー経由でジャズ&フュージョンに改宗したとのことです。わかる、わかるよ~。私は「セプテンバー」や「アフター・ザ・ラブ・ハズ・ゴーン」が好きだったな~。

いやアースは今回は関係ないんだ!
ちゃんちゃこ
ちゃんちゃこですよ!
ちゃんちゃこの大ヒット問題作「空飛ぶ鯨」ですよ!

2024年は、この曲「空飛ぶ鯨」が発売された1974年から、ちょうど半世紀!
はたして、歌詞に出てくる50年後の世界は現実となったのか!?

「空飛ぶ鯨」がどんなに凄い曲なのかは、
ちゃんちゃこさん40周年チャンネルへGO!👇
https://www.youtube.com/watch?v=UKYGmV2aNsM

👆ヤマハからDX-7(ポリフォニックシンセサイザー)が発売される前夜の時代に、モノフォニックシンセサイザー音が全面的にフィーチャーされている曲です。

👆ポリフォニック(複数音)シンセサイザーは、その名のとおり、一度に複数の音を鳴らせる(コード/和音を鳴らせる)。モノフォニック(単音)は、一度にひとつの音しか出せない。

👆ヤマハ出身の大編曲家、萩田光雄氏による、淡々としたリズムセクションの上にモノフォニックシンセサイザー音とエレキギターの音が不穏に響く名アレンジによって、みなみらんぼう氏による近未来SF的な大人の寓話の世界が広がり、ちゃんちゃこ二人の若々しいボーカルが見事にマッチ!

👆みなみらんぼう氏の歌詞は、近未来SFファンタジーに聞こえますが、「進化の過程で、海から陸に上がった生物の中から哺乳類が誕生したが、その中に再び海に戻った哺乳類がいて、その末裔が、クジラやイルカなどの、完全海中生活型哺乳類である」という、進化論の定説に立脚した歌詞であることに、みなみらんぼう氏の高い知識性を感じますね。

👉この曲については、ぴあのばばぁにしては珍しく、完コピを目指してフルコーラス採譜しました。そして、萩田先生の編曲による原曲の雰囲気に少しでも近づこうと、採譜した楽譜をガン見しながら練習を重ねました。ピアノの打鍵にまで注意を払って、大嫌いなクラシックピアノの練習みたいになって、とても苦しい思いをしました。この曲の練習は大変でした!はっきり言って、こんなに苦しい思いはもう二度としたくありません!それほど、練習嫌いのぴあのばばぁにしては頑張りました! 最後はフェードアウトするように録音後に編集しようと思っていたのですが、弾いただけで消耗が激しく、録音のままアップしました。だから、アウトロが延々と長くなってしまいました。

ニコ動には、ガチ採譜前に、この曲を弾き始めた様子の演奏音を2回アップしましたが、それ以後にガチ採譜して、苦しい練習を重ねて、かなり良くなったと思います。


この曲が世に出た当時、公害による健康被害や、モータリゼーションに伴う交通事故の激増といった、日本の高度成長の弊害が社会問題化していました。 また、世界第二位の経済大国になった日本の捕鯨にたいして、欧米から風当たりが強まっていった頃でした。今まで食べていたクジラベーコンやクジラ肉の缶詰を「どうして食べると批判されるの?」「牛や豚を食べることは批判されないのに、どうしてクジラだけが神聖視されて、食べると欧米から批判されるの?」という大きなとまどいが、当時の日本人の心に有ったと記憶しています。 欧米による実質的な有色人種差別なのですが、私が子どもの頃、日本は、欧米の驚異となる勢いで経済成長を続けていました。だから、日本人がすることなすこと、批判されたという側面もあったと思います。「憎まれっ子、世にはばかる」。強いと、憎まれる。憎まれるのは、強いから。弱くなれば、優しくしてもらえる。どちらがいいでしょうかね?
敗戦の焼け野原から立ち直った日本人は、あの頃、「欧米に追い付け追い越せ!」と一生懸命でした。そして、とっても輝いていました。


録音日:2024年06月26日
楽器:アコースティックグランドピアノ(2010年代製)
画像:あの頃の屈斜路湖畔(あの頃の釧路川源流付近、あの頃の北海道) (色鉛筆画byぴあのばばぁ(・∀・)b)


🎵楽曲利用申請先:JASRAC


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