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息子こどものハノンを始める(小2)

ピティナコンペが終わり、また通常のレッスンが始まりました。
以前の教本に加えて「こどものハノン」が加わりました。

「こどものハノン」はピアノ学習者であれば必ず通るであろう「ハノン」を子供向けに簡略化した教本です。「ハノン」というと単調な練習なので、人によってはあまり好きではないという方が多いようです。先生がおっしゃるには昔は子供も通常の「ハノン」から始めるのが普通だったけど、「ハノン」が嫌になるケースが多かったため最近では子供向けの「ハノン」教材から始めるようになったらしいです。

ピティナコンペで感じたのは他の出演者に比べて音が出ていないということです。息子は小柄で手も小さいので仕方ないのかもしれませんが、本選では一つ下の1年生でもはっきりとした音を出している子もいました。指を鍛えたほうがよいということで、一時期「こどものハノン」を多めにやらせたことがありました。

「こどものハノン」は「ハノン」の内容の内、1番から20番の短縮版とそれぞれのリズム変奏、全調のスケールの短縮版が収録されています。1番から練習し、先生に見てもらって合格したら次に進みます。
家での練習は以下のようにやっていたので合格するたびにどんどん増えていきます。

  • 合格した番号すべて+新しい番号+新しい番号のリズム変奏(4つ)

合格したものは普通に弾くのではなく、ピアノで弾いたり、フォルテで弾いたり、スタッカートで弾いたりとバリエーションを増やしました。
先生のレッスンで出てきた課題や、先生が一小節ごとにピアノ、フォルテ入れ替えるのもよいと言われたのでそれも取り入れました。
20番まで進んだ頃には以下のようなメニューになっていました。

  • 1番:レガートのp

  • 2番:レガートのf

  • 3番:レガートで一小節ごとにpとf

  • 4番:レガートで一小節ごとにpとf左右入れ替え

  • 5番:レガートで左手3、右手7の大きさ

  • 6番:レガートで左手7、右手3の大きさ

  • 7番:スタッカートのp

  • 8番:スタッカートのf

  • 9番:スタッカートで一小節ごとにpとf

  • 10番:スタッカートで一小節ごとにpとf左右入れ替え

  • 11番:スタッカートで左手3、右手7の大きさ

  • 12番:スタッカートで左手7、右手3の大きさ

  • 13番:ノンレガートのp

  • 14番:ノンレガートのf

  • 15番:ノンレガートで一小節ごとにpとf

  • 16番:ノンレガートで一小節ごとにpとf左右入れ替え

  • 17番:ノンレガートで左手3、右手7の大きさ

  • 18番:ノンレガートで左手7、右手3の大きさ

  • 19番:左手3レガートと右手7スタッカート

  • 20番:左手7スタッカートと右手3レガート

これを毎朝、曲の練習の前にやっていたところ、
2年生の終わりには音出てない問題は解消しました。
あと、指のコントロールがよくなった気がします。

そして、2年生で「こどものハノン」は卒業し、3年生からほんとの「ハノン」に進みました。

この頃使用していた教本

  • こどものハノン(上)

  • キッズピアノ2

  • ともだちピアノB-1

  • 5才のリズムとソルフェージュ

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