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〜ピアノ教室を開こう〜ができるまで

2007年、私がピアノ教室をスタートさせて10年ほど経った頃。

何もわからない状態からがむしゃらにやってきて、生徒さんをたくさん抱える先生を羨ましいなぁと眺めていた時代から、気づけば何とかピアノ教室としての形になりレッスンをこなしたら1日がそれで終わる( ꒪⌓꒪)という日々が続きました。

とてもありがたいことだったのですが、同時に

「そんな毎日の中で私は何を残して来たのだろうか?」

と不安感、焦燥感にもやもやとしていました。

そんなときに、

ピアノ教室を開くまでをコンテンツにしたサイトを作りたいと

思いつきました。

思い返せば、音大を出ていない私にとって、ひとつのピアノ教室を作り上げることは本当に大変でした。

当時ほんとうに何もない情報から試行錯誤した経験から、これからピアノ教室をやってみたいという人にネットを通じて情報をシェアしたい。

それでお役に立てるのなら、私のピアノ人生の中でレッスンで教える人生とはまた違う自分になれるのではないかと思ったのです。

でも、ウェブサイト自体、作ったことがない私は、

「ピアノ教室の運営」よりも「ウェブサイトの運営法」

そのものがわからない状態からスタートしてしまい、レッスンの実働時間より何倍も長くパソコンに向かっていました。

もはや本末転倒(笑)

ようやく完成させたところで、今度はどうやったらサイトを見てもらえるのかもわからず、作ってからしばらくは放心&放置状態。

誰も来てくれない日々が続きました。

そもそも当時は「ピアノ教室の開き方」なんていうのを検索してもまったく出てきませんでした。

(「○○ピアノ教室」という個人教室のHPはすでにありました。すごいですね)

やっぱりこの手のコンテンツって需要がないのかなぁとちょっぴり落ち込んでもいました。

そもそもピアノの先生はネットやらないかもなぁと。

が、一ヶ月ほど経ったある日、ちょっとずつ見てくださる方がいることがわかって、それもかなり熟読されているのがわかりました。そしてあるときメールまでいただきました。

「更新がんばってください」

「参考になります」

「こういうサイト探してました」

などなどメッセージをいただき、

「え!ほんとに!?」と信じられなくて、メールくれた方々に直接お話ししてお礼を言いたいくらい嬉しかったです(笑)

このとき初めて「作ってよかった!」と思いました。

そのメッセージがどんなに力になったことか(涙

そして、現在、ニッチと思われていたピアノ教室のサイトを作る先生も増え、生徒募集をネットで行うということが当たり前の時代になっています。

「ピアノ教室を開く」

で検索をかけると、もういっぱい出てきます。

私のサイトとブログはありがたいことに1ページ目に出てきます(安堵

検索すると、関連キーワードもいっぱい出てきます。

でも2007年当時は、とっくにネットは当たり前に普及していた時代にも関わらず、検索をするまったくといっていいほどこんな風に関連キーワードが出てこなくて、

まじか( ꒪⌓꒪)

と思わず苦笑いしてしまったことを覚えています^^;それなのによく作ったな。

ピアノ教室を始めたのと同様、こちらも手探りで運営してきました。

今となってはたくさんのサイトが増えましたが、当時の私の目の付け所は、間違っていなかったと改めて感じています。

でも、オフラインの活動もけっこう大事にしてしまいました。

大事にしすぎてオフラインも長すぎる私。

今年はオンライン若干多めで頑張ります(*ˊᗜˋ*)/♡


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