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生きがいと挑戦とフリーランス

海外で「Ikigai(生きがい)」がブームなのをご存じですか?

もともと、生きがいに相当する言葉が海外にはあまりなかったみたいで、日本在住のスペイン人らによる書籍「ikigai」の中で、日本の「生きがい」が紹介され、その後イギリスのBBCなどでも特集されて一気に広まりました。

https://www.thestar.com/life/relationships/why-north-americans-should-consider-dumping-age-old-retirement-pasricha/article_12f4d041-b492-57e4-a892-fb042ff20073.html

ざっくりいうと、

・自分が好きなこと
・自分が得意なこと
・社会から必要とされていること
・自分が収入や報酬を得られること

が重なるところが「Ikigai(生きがい)」

日本人の私からすると、ちょっとモゾモゾする定義です。的外れでもないですが、理詰めというか正論な感じ。


個人的には「挑戦」という言葉のほうが好きです。

僕はサッカーの三笘薫選手が好きなのですが、挑戦して、努力して、ピッチで結果も出しているので、とてもかっこいいなと思います。


話が少し変わって、フリーランスについて。

僕はこれまでフリーランスとして音楽を作る立場だったのですが、そろそろ、フリーランスがもてはやされる時代が終わりそうな気がしていて。

これまでのフリーランスって、個人が商品を売ったり、サービスを提供したり、いわゆる価値提供でビジネスを行う役割だったと思うのですが、今後は、自分という存在自体で相手を幸せにするのがとても大事になってくると思います。

例えば、三笘選手って、価値提供でビジネスをしているわけではなく、サッカーのプレイそのもので見る人を勇気づけたり感動させたりしているわけじゃないですか。

フリーランスも同じで、モノやサービスの価値提供で稼ぐのではなく、生き方やありかたを通じて自分を応援してくれる人が増えると、逆に何をやってもうまくいくのかなと思います。

ファンベースというより、推し活(される側)というのかな。

これが、僕の目指している、アーティスト的な生き方です。

道のりは長い。。。



今日は、2020年に作ったアンビエントミュージックを紹介します。

環境音楽のパイオニアでもある吉村弘さんのことを知ったのがちょうどその頃で、知り合いにもこの前、私の曲、吉村弘さんの影響あるよねって言われました。

神奈川県立近代美術館の吉村弘さんの企画展、すごく良かったな。

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