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大人ピアノ初心者が『先生』を選ぶポイント

所謂『昔の先生』と『今時の先生』。

ピアノ講師をざっくり分けると上記の2種類に
分けることができます。(ざっくりです)

これは、単純に年齢のことを指しているのでは
なく、指導スタイルの違いによるものです。

先に結論を言ってしまいますが、私のおすすめは
断然『今時の先生』です!

なぜなら、
『今時の先生』は『昔の先生』にもなれるから
です。

今回は、大人でピアノ初心者の方が先生を選ぶ
時に見るポイントを書いていこうと思います!

※あくまで大人の方の場合です。
お子様の習い事の場合、当てはまらない
ことがあります。

『昔の先生』とは?

・講師主導でのレッスン
・上達することが前提
・場合によっては厳しく注意

●講師主導でのレッスン

【メリット】
・信頼のあるメソッドに基づいたレッスンを行うので着実な上達を目指せる。
・この教本が終わったら次はこれ、といった
ある程度決まった進め方をするので目標を決めて練習に臨める。
・基礎が身につく。

【デメリット】
・自分で決めた目標(弾きたい曲がある等)が
ある場合、到達するまでの道のりが長い。
・練習曲中心になるので飽きる可能性がある。
・難しい箇所があった場合、できるまで続ける
ことになり、長く足踏みする可能性がある。

●上達することが前提

【メリット】
・地道ではあるが、効果的な練習方法が学べる。
・毎日の練習が前提になるので、長期的なプランニングがしやすい。
・ある意味、体育会系的な感覚がある方には
おすすめ。

【デメリット】
・毎日の練習が前提なので、どうしても時間が
確保できない可能性がある大人の方は、ピアノに向かうことが億劫になってしまう可能性がある。
・上達の見込みがあるかどうか、講師に
見極められてしまう可能性がある。

●場合によっては厳しく注意

【メリット】
・正直特に見当たりません。

【デメリット】
・やる気がなくなる。
・厳しく言われたところで
技術があがる訳ではない。

『今時の先生』とは?

・生徒さんと一緒にカリキュラムの決定
・楽しむことが第一
・距離が近い

●生徒さんと一緒にカリキュラムの決定

大人の方は、目標にしている曲がある方が多い
です。『その曲が弾けるようになるには』を第一に考えてカリキュラムを一緒に作っていくので、
生徒さんも未来が見えやすいですし、身につける
べき技術の優先順位もつけやすいです。

もちろん目標にしている曲がなく、一から丁寧に教えてほしいと言う方もいらっしゃいます。
そういった方は、無理のない教則本等から始めて
なるべく早いタイミングで、何かしらの曲も同時
にレッスンしていきます。

●楽しむことが第一

上達を目指すことはもちろん大事なことですし、
目指すべきことです。私達講師も全員が上達して
いくことを心から望んでいますが、念頭に置いて
いることは、『上達』よりも『娯楽』です。

大人の方がピアノを始める理由のほとんどは、『趣味』です。※仕事で必要な方もいます。
趣味として楽しむためにピアノに通っているのに
そこに『ピアノを弾く楽しさ』がなくなって
しまったらそれは趣味として成立していますか?

先程の『厳しく注意』にも繋がりますが、
大人の方のレッスンで
『なんで練習してないの!』とか
『何回やっても弾けないですね』とか言う先生が
時々いますが、私ははっきり言ってそういった
先生の気が知れません。

恐らくそういったことを言う先生は、そもそも
大人の方を教えたいと思っていないので、現在このような先生に教わっている方は『上達』もなければ『楽しさ』もないので、先生を変えたほうが良いです。

●距離が近い

もしかしたら望まない方もいらっしゃるかも
しれませんが、生徒さんのほうが年上の場合も
良くあります。だからこそ、先生という感覚を
持ちすぎず、近い距離で接することができ
リラックスしてレッスンに臨めます。
※個人的には飲み会もできて楽しいです。(笑)

『今時の先生』は『昔の先生』にもなれる

私が『今時の先生』を最もオススメするポイントは、『昔の先生』にもなれることです。

生徒さん一人一人に合わせたレッスンを行って
いくので、要望に応じた対応ができます。

また、誉め殺しでレッスンが終わるわけでは
ありません。

あくまで、
褒めることをしながら、アドバイスをする
これが一番大事なことではないでしょうか?

『すごーい!』『じょうずー!』
これだけではなんとなく信用できないですよね。
しっかりとアドバイスをしつつ、良いところを
かならず見つけること
が大事ですし、それが
できることが最大の魅力です。

体験レッスンで実践!『今時の先生』を見極めるコツ

実際にレッスンを始めようと思ったときに、教室を探すことになりますが、その際必ず『体験レッスン』というものがあります。

ここで先生の雰囲気を感じたり、実際にピアノに
触れて自分にできるか確認をしたりすることが
できますが、このときにただ受け身で
体験レッスンを受けると先生選びに失敗する

可能性があります!

見た目が若くても、実際にレッスンが始まったら
なんかやけにイライラされたり、実際にやりたい
こととは違う方向に進んでしまったりする
『隠れ昔の先生』は多くいます!
※実は若い先生ほどそういった傾向がある場合が高いです。

このような失敗をしないために、体験レッスンを
受講する際、以下のことを聞いてみてください!

・(難しめの)〇〇の曲を弾きたいんですけど、3ヶ月で弾けるようになりますか?
・忙しくて家で練習ができないんですけど、それでも大丈夫ですか?

この質問をしたときに、明確に嫌な顔をする先生は論外だとして、

『大丈夫ですよ!』
『問題ないです!』
このような回答をする先生は注意です。

具体性がなく、その場でとりあえず言っている
可能性が高いので恐らく後々上手くコントロールされて、全然その曲をやらせてもらえないなんて
ことになるでしょう。

それではどう返答されたら良いでしょうか?

・〇〇を弾けるようになるには〇ヶ月は最低でもかかるのあで、その曲を目指すために〇〇と〇〇をやるのが良いと思います!
・家で練習ができないと、どうしても〇〇さんが想像しているより進みが遅くなります。毎日5分でできる練習方法もあるので、そういったことも一緒にやっていきましょう!

いかがでしょうか?
具体性があって、尚且つ否定もしない。
このような先生は、体験レッスンで少し弾いたところを見て、その方の性格やクセを見抜いている
可能性が高いので、より具体的な提案ができるの
です。

終わりに

いかがでしょうか?
現在、ピアノの先生はかなり多くいます。

先生を選べる時代なのです。

この記事を読んでいただいた方が、
良い先生に巡り合えることを願っています!

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