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長く愛されるサイゼリヤ~戦略と社長の思い~

おはようございます!

最近は、このご時世ということもあり、外食する機会がめっきり減っていますが、外食ってときおり食べたくなりますよね。

私がよく外食でお世話になっていたお店のひとつに「サイゼリヤ」があります。だれもが知るイタリアンのチェーン店ですね。

決まって、コスパの良い看板メニューのひとつである、「ミラノ風ドリア」を注文しては、無料で使える粉チーズと赤くて辛いやつをかけまくっていました(笑)

そんなサイゼリヤですが、とても美味しくて何度でも行きたくなるにもかかわらず、圧倒的な低価格!!でもお店は長年みんなから愛され続けていて、、けっこうすごいですよね!

「昔は美味しいものが食べられるファミレス」と思っているだけでしたが、大人になると、「どんな経営戦略をとっているのか?社長はどんな人なのか?」というところにも目が行くようになります。

ということで、少し調べてみました!

サイゼリヤは「製造直販業」「オペレーションの効率化」「ジャンル特化」の3つの戦略による徹底した低コスト経営を実現してきたそうですね。

「製造直販業」とは、商品開発から食材の生産、加工、配送に至るまで、一貫して自社で管轄する手法である。全ての工程を自社で取り仕切ることで、サプライチェーンを効率化し、価格コントロールを実現しながら良質な商品を消費者に提供することが可能となる。
また、徹底した「オペレーションの効率化」も大きな強みだ。特に、店舗ではごく簡単な調理のみで料理が完成するよう、セントラルキッチンによってほとんどの調理を完成させている。このような対応で、料理の質を均一に保つと同時に、店舗設備や人件費を最小限に抑えることが可能となり、店舗経営の効率化に大きく貢献している。
そして、このような低コスト戦略を実現する上で欠かせない3つ目の戦略が「ジャンル特化」だ。料理の提供ジャンルを多様化させるほど、より多くの消費者の好みを囲い込めるが、食材管理や調理が複雑になり、必要以上のコストが発生する。その点サイゼリヤは、イタリアン一本で勝負することで、調達から物流、調理に至る一連のバリューチェーンを徹底的に効率化できているのだ。​

こういう知られざる裏側の工夫などを見ると、面白いですよね!!

さらに、サイゼリヤの代表取締役社長である、「堀埜一成」さんについても調べてみました。

キャッシュレスの分野の開発速度、変化の速さをしっかりと見て、ハードに無駄にお金をかけすぎないようにと、戦略的にキャッシュレス決済の導入を遅らせる経営手法には、なるほど、、と思います!!

また、上からの指示で動くのではなく、個々のメンバーやグループが自らの立ち位置を考え、自ら進んで行動する組織(「ティール組織」と言うらしいです)を目指しているとのこと。

主体的に考えて動く人が集まった組織へ、とても強靭だろうなと感じます。まさに人で組織をつくっている!?

また、堀埜さんの座右の銘もかっこいいですね。

座右の銘は「我が人生、頂上無し」。


徹底的な数字管理とともに柔軟な発想を持ち、人の育成にも尽力している堀埜さん。そしてなによりも、堀埜さん自身の、常に向上し続ける情熱もあってこそサイゼリヤは長期繁栄しているんだろうなと感じました。


私もいずれは経営者の道で頑張っていこうと思っているため、こういった視点で物事を見ていくと楽しいです。

堀埜さんのように、情熱的かつ数字に厳密で、人をしっかりと育てられるような人になっていきたいです。

それでは今日はこのへんで♪

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