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私のうつ病 #01 【うつ病になったかも期】

こんにちは、おこめさんです。2020年10月下旬頃からうつ病を患っており、その経験を書き留めておきたいと思い、投稿しています。

▼自己紹介+noteを始めるきっかけ、書いていきたいテーマについては前回の投稿でまとめておりますので、よろしければご覧ください...🙇‍♀️
https://note.com/pi_wara/n/nf4b01e0e9413

今回は、私自身のうつ病の経験についての記事1つめを、書いていきたいと思います!

発信しているわけですから、どなたかにお読みいただけることを考えたときに、どういう方にどんな価値を届けたいかを少し考えてみたのですが、
・仕事に一所懸命になり頑張っている方
  :頑張ることは素晴らしい!けど自分の体にも目を向けてみようかな?というきっかけになったら嬉しい。長期で成果をしっかり出していくためにはサスティナブルであることが大事だと思うので...!
・管理職やそれに準ずる重要ポジションの方
  :あんまり周りに弱いところを見せられないことも多いかと思う。でも世の中には自分と同じように大変な人たくさんいるのだなということをリアルに感じてもらい、一人じゃないと思ってもらえたら嬉しいです...!また、もし部下や一緒に頑張っているメンバーでうつ病になっている人がいたら、「こんな感じなのか」と参考になれば幸いです!
・若く、エネルギーに溢れている社会人1〜5年目の方
  :若いうちはその場その場では割となんとかなる!けどずっと続けてるといつかエンジンが切れちゃうかもだから気をつけて欲しい!それか、少なくともそういう人がいるということをぜひ知ってもらい、周りの仲間に優しい配慮をするようであってほしい!
などかなと思います...!実際にそのような価値はないかもしれないですが、そうありたいなと思っています。

では、前置き長くなりましたが本文に進みます。

※諸々の配慮はしているつもりですが、記事を読んで気分を悪くされる方がいらっしゃいましたら申し訳ないです。ですが私の経験は私自身のものですので、感じたことを書かせていただきたいと考え、書いております。

目次
・うつ病になったかも?となる前の私の状況
・うつ病になったかも?と疑った瞬間
・疑ってからの話

うつ病になったかも?となる前の私の状況

2020年10月。バリキャリウーマンとして頑張りたい!と思いながら働く私は、一所懸命仕事に励んでおりました。私は会社で2番目に大きなチームのリーダーで、事業・組織のマネジメントが私のお仕事です。

まずこの月に、チームに8名ほどの新たな仲間がジョインしてくれて、人数が30名になりました。7月頃で20名くらいでしたので、チームサイズが一気に1.5倍になりました。入社してくれた皆一人一人とても頑張り屋で、一斉入社に備えて用意した研修プログラムを一所懸命取り組んでくれて嬉しかったですし、今後の活躍が早速楽しみになりました。
他にも嬉しいことがありました。メンバーにビッグプロジェクトを任せることになり、会社として機会提供できているなぁと思ったり、あとはコロナで延期されていた昇給がこの月に行われ、頑張ってくれたメンバーに対しやっと金額面で返すことができました。私自身の昇給もあり、自分のやってきたことが認めていただけていること・今後に更なる期待をしていただけていることに感謝の念を抱きました。

という感じで、嬉しい出来事がたくさんありました。が、その一方で、自分自身かなり高負荷な状況に追い込まれていて、いっぱいいっぱいでした。

まず、私は私自身の下に4つのチームを作り、そのチームにそれぞれリーダーを立て各自チーム運営してもらうことでマネジメントをしていたのですが、そのうちの1つでリーダーをお願いしていた人にビッグプロジェクトを任せることにしたので、一時的に私がそこのチームのリーダーを兼任しカバーすることになりました。そのため全体のチーム運営の他に、1つのチーム運営が業務として加わっていました。さらに他部署との連携や上層部との連携、採用面接、10月入社者への研修プログラムの履行等々も担っていました。

気付いたら定時中は基本的にずっとMTGや面接・面談で、隙間時間や定時外で他の業務をなんとかこなす日々になっていました。もちろん高いクオリティを出さなければならないので常に全力です。結果、ご飯を食べる時間もあまり取れず、夕方にその日の初めて何かしらを食べるような生活を送っていました。食べるものにも気を使っておらず、コンビニで適当に買って食べていました。物理的に忙しかったなと思います。

そして、実は自分自身の昇給が、物理的な忙しさとプラスして私に精神的な負荷をかけることになりました。普通は嬉しいと思うし、私も嬉しい気持ちが全くなかったわけではないのですが、それ以上に「怖い」という気持ちでした。というのも、給与はそれまでの実績だけでなく今後の期待も含まれている(支払われる先は未来の自分)ので、私がこの昇給に見合うだけの成果を出せるのか...ということがとても不安だったんです。しかもその時物理的に忙しかったので、"今のこと"で精一杯で、

「本来私はもっと未来のこと・先のことを見据えて立ち回りをしないといけない立場なのに、今今のことだけしかできていない。というか今のことすらちゃんとできているのか甚だ疑わしい。会社や事業・組織が成長するには、私自身も成長しなければならないのに、こんな状態で、ちゃんとやれるのか私...」

という思考に至り、勝手に辛くなってました。
※これは、私自身の思考の癖が要因としても大きいと思いますので、状況がこうであれば全員が追い込まれるというわけではないと思います。でも結構昇給や昇進がうつのきっかけになる人多いみたいです。ストレスは何らかの「刺激」なので、悲しいこととは限らない。自分の思考の癖については、また次回以降で書いていきたいと思っています。

うつ病になったかも?と疑った瞬間

このような状況の中で、一所懸命、必死に働いていたのですが、10月の末の土日、溜まっている疲れをまとめてとるような感じでベッドでゴローっとしていたときに、ふと

「なんか最近ずっと憂うつな気分かも...?」

と気付きました。

10日間くらい、一日中なんとなくどんよりした気分でいる。嬉しいとか悲しいとか、心が動く感じがしない(「喜ばしいことだから嬉しい」とは言えるけど、なんだか心が伴わない)。胸のあたりが詰まっていて、ずっと息苦しい。辛いなと思うけど、泣くエネルギーすら沸かない。

もともとメンタルが弱い方だったので、辛くなると吐き気がしたり泣き出したりすることもあったんですが、大体の場合おいしいものを食べたり寝たりすると回復していました。でも今回はなんか様子が違ったので、ちょっとまずい気がするなと思いました。

疑ってからの話

それでうつ病についてネットでちょっと調べてみたら、うつ病の特徴で「2週間以上憂うつな気分が続く」というのがありました。これか、と思いました。「うつは心の風邪」とか言うし、それならちゃんと対処しないといけないからとりあえず病院行ってこようと思い、すぐに精神科の病院の予約を11月の頭くらいの日で取りました。(今は、「風邪」なんていう軽いものではないなと思います)

そして病院に行き受付を済ませると、診察の前にいくつかの質問事項が記載された問診票のようなものを渡されました。「朝起きてもだるい」「眠れないときがある」「頭痛がする」「食欲がない/過食になる」「死にたいと思うことがある」などの質問事項で、どれくらいの頻度かを答える形式のものでした。死にたいと思うまでは至っていないなぁ...と思いながら、でも大体当てはまっているかなくらいの感触で、記入・提出をしました。

数分後、診察室に呼ばれ、先生に改めて色々聞かれました。事前の質問事項の類似事項や深堀り、具体的な内容などをヒアリングしてくださるような感じでした。そして言われたのが、

「重度一歩手前の、中度のうつ病と思われます。できれば休職していただきたいですが、急にというのも難しいと思うので、まずは職務軽減や変更、配置転換などを...」

でした。
仕事を休むほどではないと思っていたので、まじか、思ったよりやばいな、と思いました。「重度の一歩手前」と聞くと、やばい感めっちゃするなぁともぼんやり思っていました。(正直自分ごととしてあんまり捉えていなかったかも...)

でも、バリキャリウーマンを志す私は、やはり休むほどではないと思っていたし仕事を休みたくないとも思っていたので、仕事は休みたくないと伝え、職務内容について会社と相談する報告で着地しました。


ということで、11月初旬に診断してもらって以後、私は働いていました。
しかし今休職している...!
その後どういったことを経験し何を思い、どうなったのか、また次回以降もお読みくださると嬉しいです。

すごく長くなってしまいましたが...、最後までお読みいただきありがとうございました🙇‍♀️

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