見出し画像

大阪の万年筆インクと自己紹介

11月3日は文化の日であり、文具の日でもありました。

そんな日に大阪西梅田の堂島にあるギフトステーショナリーデルタさんより新色の大阪限定インクが発売されているのだが、今までは北新地、中之島、天神橋など結構大阪キタのディープな場所が多かった。

2020年11月に秋の風景が美しいとされる箕面市の箕面の滝の紅葉をイメージしたMINOH Maple Redと御堂筋のMIDOSUJI Ginkgo Yellow の2色が発売。どちらも顔料インクで乾いたら水に強い。それもいいが、豊中市に住んでいる私は大阪の北摂地区のインクが出てきた!ととても嬉しかったのです。

大阪の北摂地区は豊中市、池田市、箕面市、吹田市、高槻市、茨木市、摂津市、三島郡島本町、豊能郡能勢町、豊能郡豊能町のいわゆる大阪府北部といわれる地区です。全国的にはあまり触れられず、注目を浴びたとしても吹田市の太陽の塔がある万博記念公園、大阪(伊丹)空港、記憶に新しいところで大阪北部地震があった地域ぐらいでしょうか。

私は、生まれは福岡県北九州市ですが、実際には生活をした事がなく、父親の転勤で神奈川県横浜市、愛知県名古屋市、大阪府豊中市、大学4年間は徳島県徳島市に渡り卒業後、豊中市に戻ってきました。豊中市には小学校卒業と同時に住み、中学校の入学式を迎えました。

豊中市の中学校名は数字で、豊中市立第一中学校から十八中学校の18校あり、私はその中の一番新しい豊中市立第十八中学校に通いました。当時は、創立間もなく私は二期生で先輩も一学年しかおりませんでした。その中で名古屋から来たばかりの私は、大阪のイメージと言えばお笑い芸人しかありませんでした。豊中市でも北部で歩いて伊丹空港に行けて高級住宅街と言われている蛍池という町でお笑いのノリは一緒なのですが、何処か上品な感じがして。。皆さんが知ってる大阪の梅田(大阪)のキタや心斎橋、なんばなどのミナミのコテコテ感はあまり感じなかったです。

それはさておき箕面のお話ですが、箕面市は阪急電車宝塚線で大阪大学の最寄り駅、石橋阪大前から箕面線に乗り換えると行けます。私は箕面といえば箕面温泉、ピアノの先生の家、所属していた吹奏楽団、メイプルホール、グリーンホールなど音楽に関わるものが多い。

箕面の思い出について


初めて箕面に行ったのは、大阪に引っ越ししてきた最初の夏休み、母親と妹と3人で箕面スパーガーデンプールで遊んで温泉に入るというコース。
当時はスパーガーデンに行くまでに少し山の方まで歩きケーブルカーに乗るというもの。現在はケーブルカーがないのでどうなっているのかわかりません。

ケーブルカーの乗り場に向かう途中お土産屋さんなどのお店が連なっているのだがそこで目を引いたのが「もみじの天ぷら」です。

もみじの天ぷらはもみじの葉っぱを天ぷらしたもの。しかも黄色く色づいている葉っぱを。
その時は買わなかったのですが、その後友人と行った時に買って食べました。
衣厚めで結構パリパリ、味はほのかに甘い。
特段おすすめというわけではないですがネタとしてはいいかな。でもたまに無性に食べたくなる時がある。
作り方は↓こちら↓を。https://minohkankou.net/eatshopping/shopping/momijitempra/

高校生になると大学で音楽特にピアノを学びたいという事で近所でピアノを習っていたのですが、先生から大学の先生に習いなさいとの事で箕面駅から歩いて15分くらいの某キリスト教系のS学院のすぐ近くの先生のご自宅へ毎週通うことになったのです。
レッスンは土日のどちらかで受験前になると平日も入ってきました。土日は父親が車で連れて行ってくれました。その時のは渋滞するので国道をなるべく通らない山側を通っていました。
車から山を見ていると季節の移り変わりがはっきり見えてきて綺麗だったのです。また、ある冬の日、前日の夜から降り続いていた雪で蛍池駅から阪急に乗って箕面に向かうと蛍池はうっすら雪が積もっていたが、石橋(当時の駅名)から箕面線にのると桜井→牧落→箕面と終点に近づくほど雪が深くなっていく様を見て全然天気が違うんだと実感。
雪化粧の山を見ながら箕面の街を歩くのもいいなと思った時でした。3年間毎週通ったのち大阪でなく徳島へ。

4年間音楽漬けになって大阪に戻ってきてからはしばらくアルバイトをしながら自宅でピアノ教室をしていると中学の同級生から箕面の吹奏楽団でフルートが不足してるので来て欲しいとの事で行くことに。普段の練習は家から近い阪急石橋駅の近くなので山を拝むことはできなかったのですが、臨時の練習場所が箕面の東にある粟生団地付近でとても緑が多いところでした。

当時軽自動車を所有していたので明るい時間帯に終わった時は、帰りに山を登って滝の方まで行って紅葉を楽し見ながら箕面駅の方までドライブをして帰るというコースを取っていた。

今は豊中市南部に住み箕面のバンドも辞めてピアノ、フルート以外に鍵盤ハーモニカ、ケーナ、最近ティンホイッスルなどあらゆるものも手を出しており、音楽以外には文房具、手芸、消しゴムはんこと色々手を出しすぎている状態ですが楽しいです。

文房具は子供の頃から好きで安い1000円位の万年筆を見つけては使っていたり、シャーボが出たときは大人用を買うのは無理なのでファンシーショップで見つけた時は即買いしたりして母から見つけるの早いなぁと呆れらておりました。
社会人になり、ピアノ教室も閉鎖して、色々あり今の会社に入り、たまたま会社帰りに梅田に出て阪急百貨店に行った時に、海外万年筆の催事があってそこでちゃんとした万年筆が欲しいとウロウロしてたらウォーターマンの万年筆が目に止まりお店の人と相談しながら私の筆圧が強いのもあり、強く筆圧かけても先が割れにくいメトロポリタンを購入したのがきっかけで今の様にさらに文具、インク沼にハマってしまい今に至ります。

オリジナルインクが増えてる今初めての北摂インクができたのが嬉しかったなほまるでした。
せっかくなので北摂インクみたいなのができたらいいなぁ




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?