【2分で読める】キネステティクス®ってどんなもの? 4.私たちは「骨と筋肉」を役割通り使えているか?
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キネステティクス®ってどんなもの?
4.私たちは「骨と筋肉」を役割通り使えているか?
渡邊さん(以下、敬称略)
ピューシス(以下、ピュ)
渡邊:
それで、私たちはじゃあ、骨と筋肉をその役割通り使えているかって言ったら、どうでしょう?
例えば、傾いて座っていたり(座ったまま、上体を左右どちらかに45度くらい傾ける)とか、丸くなって座っているとき(背中を前屈みに丸める)には、どこかが凝ったりとかしますよね。肩が凝るなとか、腰が凝るなとか。凝るっていうのは、何が凝ってるんですか?
ピュ:
筋肉です。
渡邊:
筋肉ですよね。凝ってるところって、柔らかいですか? 固いですか?
ピュ:
固いです。
渡邊:
固いですよね。先ほど、筋肉のもう1つの性質として、固くもなるって言いましたけど、こう斜めになったり丸くなって、あんまりいい姿勢で座っていない場合だと、骨で体重を支えていないんですよ。
ピュ:
ああ、筋肉が凝ることで、代理骨になっている?
渡邊:
そう、筋肉が代理骨になっているんです。筋肉が固くなって、重さを受け持っているんですよ。
ピュ:
はい(驚)。
渡邊:
ね。じゃあ、固くなった筋肉は、伸び縮みして骨を動かせますか?
ピュ:
動かせないです。
渡邊:
こんな感じに背中が丸くなってるおばあちゃんがね、子供みたいに元気に動かないですよね。
ピュ:
はい。
渡邊:
筋肉で重さを支えていて、筋肉が固くなっているから、骨が動かせないですよね。
ピュ:
はい。
渡邊:
そうやって、私たちの身体には骨と筋肉っていうものがあって、それをその性質、役割通りにうまく使えたら、もっと実は、効率よく動けるんじゃないかな? っていうことを、動きながら体験するんですね。
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