見出し画像

鍼灸臨床で活かせる!養生マネジメントの理論と実践

【この記事を読むとこんなことが分かるよ!】
養生のマネジメントに対する心のあり方を理解し、やってくれないという抽象的な現象を詳細に課題分析することで、具体的なマネジメントをすることができるようになります。

こんにちは!
HAMTライブラリでは運動療法&フィジカルアセスメントを担当しているてっちゃんこと白石哲也です。

今回は「患者さんに指導した養生をどうやってセルフケアとして実践してもらえるか」を解説していきたいと思います。

※こちらのTwitter投稿でも詳しく課題分析方法をお伝えしています

1STEP:まずは"課題の自分ゴト化"から始めてみる


まずあなたに質問です。

「指導したセルフケアを患者さんが全然やってくれない」
といったことをこれまでに経験したことはありませんか?

「ツボ押し・お灸ケア・運動など」のセルフケア指導は鍼灸師であれば必ず一度は経験しますよね。たとえ学生であったとしても友人や家族に指導した経験は少なからずあると思います。

養生ケアを全くやってもらえなかった時、あなたが指導する立場だったらどんな感情を抱きますか?

「あの患者さんはやる気のない人だ」

こんな感情を抱くのではないでしょうか。
こういった感情を抱くのは、ある意味当然と言えば当然ですよね。

では、もう一つ情報を付け加えるとどうでしょう。


ここから先は

2,378字 / 7画像
各分野のプロフェッショナルな在宅鍼灸師10名が中心となって執筆。このライブラリを購読すると、在宅鍼灸の専門領域(フィジカルアセスメント・リスク管理・経絡・中医学・泌尿器・プライマリケア・養生・運動療法・多職種連携・緩和ケア・ご自愛etc)に関する記事を読むことができます。在宅鍼灸師必見の内容となっております。また、これから在宅分野に進んでみたい方にもオススメです。

200以上あるコンテンツが購読すればなんと全て読み放題!購読者限定の無料オンラインセミナーもあります。毎月数本の記事追加されます!各分野の…

投げ銭はいりません!そのかわり〜無料でできる〜Twitterで感想をシェアしてくださると嬉しいです(๑╹ω╹๑ )