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鍼灸臨床現場で活かせる”足と歩きの診かた"〜歩行に必要な機能〜

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こんにちは。てっちゃんこと白石です。

前回からスタートした”足と歩きの診かた”シリーズ。

足って骨が26個あって、関節も38個あり一つ一つを細かく勉強しようと思うと非常に苦戦する分野でもあります。

ボクは「昔から足が好き」な変わり者なので、一つ一つの関節を細かく勉強してきましたが、実際鍼灸の国家試験的にはほとんど必要のない知識かと思っています。

また、勉強法としても細かな解剖の勉強から始めるよりも、先に「ざっくりとした足の全体像」を理解してから興味があれば細かな機能解剖を学んで行った方が圧倒的に理解スピードが上がります!

初回となる前回は3つのポイントを解説しましたね。

【前回のまとめ】
①足は柔軟性と固定性の切り替えている
②足の運動学の正しい呼び方(2022年の4月に変更されたので国試出る可能性高い)
③アーチの上下による体に起こる変化

読者のイメージ像としては「足や歩行に興味あるけどまだよく分からない人」をイメージしていたので上手く伝わったみたいでとても嬉しかったです!

今回は基礎的な話にはなるものの、もう少し踏み込んだ内容を解説していきたいと思います。

【今回話す内容はこちら】
・アーチの構造と機能
・足の構造と機能
・歩行における足の機能

1.アーチは〇〇と同じ構造になっている

足のアーチに関しては上がったり下がったり変化することで柔軟性と固定性の切り替えを繰り返しているということは前回話しましたが、「そもそもなんで足がそんなことできるの?」という疑問を感じた人もいたのではないでしょうか?

レオナルド・ダ・ビンチもびっくりのアーチ構造になっている訳ですが、まずはこの足の構造を見てください。

この構造を見て何を感じましたか?

これ、めちゃめちゃ凄い構造になっているんです。

何かというと「橋の構造と同じ」なんですね。

足骨の形は「上側が広くて下側が狭くなっている」となっています。この形状のお陰で小さな足の骨にも関わらず体重を支えることが出来ている訳です。

10/17(月)臨床で確実に押さえておきたいMMTの原理原則と実践

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